日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、バイク日本一周の旅を考えるようになったのが2019年の夏。

2020年6月から本格行動する予定に先立って、ブログ更新練習、2019年夏からの撮りためた記録を残していきます。

29、54大阪城(大阪府)

☆日本さくら名所100選☆

2020年1月9日(木)、今年のスタートとして選んだお城は地元大阪城
自宅8時出発の地下鉄谷町四丁目駅から徒歩10分ほど、大阪城に到着しました。
バイク乗らずのスタートです。

六番櫓

石垣の段々ごとにかつて櫓が建っていて、手前から番号が七番、六番と櫓に命名されていました。
残存櫓は一番櫓六番櫓のみ。

都会とは思えない澄んだ空気、きれいな朝靄が迎えてくれました。

冬の朝、六番櫓を南外堀に望む
空気澄んでいて美しい
8時半頃、南外堀と六番櫓

大手門

小学2年生の頃、毎日この道をひとりで歩き、剣道を習いに行っていました。
大手門入城口左手の石垣にわずかな隙間があって、なんにでも興味津々、まっすぐ道場に行かず寄り道、よく隙間に潜ってどこに行けるのか?チビッ子冒険をしていました。
すぐに行き止まりだったんですけどね。笑
遠い昔の冒険の跡は、もうすっかり石で埋められていました。

大手門に向かう道を歩いていると、いろんな事を思い出しました。

がま口の小さい黄色の財布を、紐つき首からぶら下げて、中に100円玉1枚。
たしか市バスの片道が25円、往復50円。
行きしなのバスの中で食べるパンとジュースを買うおこずかいが残り50円。
安いパンを買うと5~10円くらい余る。

この5~10円を毎日貯めて、この傍で売っていたきれいな植木花を200円くらいで買い、オカンにプレゼント、誕生日かなにかだったんでしょうね。
嬉しそうにしてくれた、その顔を思い出しました。

大手門へ
大手見附石
城内4番目の大きさ

石山本願寺推定地

奥に見えるのが、剣道を習っていた修道館
練習開始時か終了時、「黙想!」て掛け声がかかり全員正座で目を瞑るのですが、いっつも笑いそうになったり、薄目開けてキョロキョロしてました。笑
集中力ゼロですね。笑

そんな毎日通っていたすぐ傍に、石山本願寺推定地があるって事も今回初めて知りました。
大坂城の前身、織田信長に10年間抵抗し続けた本願寺顕如の拠点です。

石山本願寺推定地と修道館

太閤秀吉さんの銅像。
逆光でうまく撮れず、また今度やね。

豊国神社、豊臣秀吉像

後ろ姿はうまく撮れました。
背中の日の丸がカッコいいですね。

豊臣秀吉像、後ろ姿

蛸石

本丸に通ずる門、桜門。
両サイドの堀は空堀です。
奥に城内一の大きさ、蛸石が見えています。

桜門
門奥に蛸石と天守閣

ただデカい!すごい蛸石
上には多門櫓があったそう。

蛸石

本丸広場、外国人多し。
朝一番なら空いてるかなって思ったけど、下城時にはもう入城待ちでたくさん並んでいました。

本丸と天守閣
天守閣
見上げる天守閣
天守閣近景

城内北に位置する山里丸
大坂夏の陣豊臣家終焉の地となりました。

山里丸
豊臣秀頼、淀殿ら自刃の地
山里丸より天守閣を望む
極楽橋から天守閣を望む
内堀石垣から天守閣を望む

天守閣に登るのは、おそらく15年振りくらいかな。
大阪の景色も変わりました。
高い建物が増えたなあ。

天守閣より南方面を望む
遠景あべのハルカス、通天閣が見える
金の鯱
ジオラマ豊臣大坂城
ジオラマ徳川大坂城

玉造口近く、本願寺蓮如上人袈裟懸けの松。
こんなのあるの知らなかった。
北サイド、西サイドは馴染みだけど、東サイド玉造口ってあまり来た事がなかった。

蓮如上人袈裟懸けの松

一番櫓

幕末の頃の写真を見ると、この角に二番櫓、左へ三番櫓と七番まで続き、その間に白壁の建物が並んでいます。
建物が建っていたら、今とは全然違う雰囲気なんでしょうね。

お城っていったい何人くらい住んでいて、何人くらい働いていたんでしょうね。
写真を見て当たり前ですが、石垣の形がそのままなのがスゴイと思います。
いろんなものを見てきたんですよね~。

玉造口南より一番櫓と南外堀を望む

ひさしぶりに大阪城を歩きました。
いろいろ思い出にも触れることができ、良い時間が過ごせました。
2020年、旅に出ようと思ったスタートが、大阪城で良かったなってなぜか思いました。

後記

新年明けて2020年。
1月、2月はバイクに乗らず、旅を残せるブログ作成と、撮りためたここ半年間の記録アップに時間を費やしました。
なんせパソコン音痴なのでまあ大変。笑
勉強しながらなので、少しずつ編集しながら見れるものにしていきたいと思います。

本日2020年2月29日(土)
これで撮りためた半年間の記録は完了です。
ここからはタイムリー。

明日3月からは旅支度も本格的に開始です。
バイク装備支度、身の回り支度、日常生活などの支度をしながら、3月後半から5月後半の間、畿内14城をめぐる予定です。

旅が始まってからの方が気づきは多くなると思いますが、想像できる事は5月末までに整えておきたいと思う、2020年スタートの地元大阪城でした。