日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、気ままな日本一周バイクの旅を行っています。

2020年7月13日(月)

これまでは東へ北への旅だったので、雨から逃げればOK。
追いつかれた時は、ホテルでやり過ごす作戦でうまくやれてきていました。

これからは西へ南へなので、雨に向かって行きます。
雲とZのスピード感、難しいですね。
今日も降らない予定でも、ポツポツとなんどか降ってきました。

岩手の河川も、けっこう荒れています。
はやく好転したら、ええのになぁ。
これ以上、氾濫したりしないように…。

93、104九戸城(岩手県)

八戸市を8時に出発、50km先、1時間で初岩手県九戸城に到着しました。
ちなみに一戸、二戸、三戸は確認。
四戸は見てない、五戸はあったかな?六戸、七戸、八戸、九戸はありました。(通りすがり、地名の話です。笑)

案内図
登城口
二の丸跡
後ろの本丸土塁が、斜めになっていた
二の丸から、本丸、空堀を見る
大好きな、本丸へ続く虎口
虎口から見る、本丸土塁と空堀
向こうに向かって、高くなっていっている。
広々、本丸跡
本丸跡
調査、やってました。
一番高所から、二の丸を見る
本丸追手門跡
美しい空堀

豊臣秀吉の天下統一は、1590年の小田原攻めで完結。
ところが1年後、反旗を翻し、征討されてしまった最後の戦いがもう一つ。
その戦いが、ここ九戸城で繰り広げられたんですね。

94、6盛岡城(岩手県)

九戸城から80kmほど、約2時間ほどかけて、盛岡城へやってきました。
盛岡の県庁や警察、裁判所などが点在する、まさにど真ん中のお城でした。

県庁正面の、幾重にも重なる鳥居が入口
岩手公園、案内図

烏帽子岩

掘れば掘るほど、カッコイイ形があらわになって、烏帽子の形に似ている事から、烏帽子岩と名づけられたそうです。
歴代お殿様にも、大切に扱われたそうですよ。

デカイ、迫力
本丸跡へ続く道
本丸部分
平坦な広場になっていました。
本丸碑
全景

石垣は残ってますが、高台の公園化された城跡でした。

時間は、ちょうどお昼の休憩時間帯。
お城近辺には、おいしそうなご飯屋さんがたくさんありました。

県庁職員の方や、官庁、周辺企業の方も大勢お昼休みかな。
亀ヶ池と呼ばれるお堀の側で、スモーカーたちがいっぱい、リラックス中でした。笑

きれいな花の亀ヶ池
まわりにスモーカーたちがいっぱい。笑
あんまりいっぱい居てはったので、ちょっと笑ってしまいました。ゴメン

石割桜

スーパーホテルPremier帯広のフロントの方に、行くなら見に行けばと教えてもらってた、盛岡の石割桜
見にきました。笑
裁判所の中にありました。

桜が咲いていれば、もっと綺麗でしょうね。
ホンマに割れてる。笑
帰り道、静かな庭園風景

三陸の町々、そしてラクビーの町、釜石へ

次の目的地は宮城県仙台なんですが、仙台なら南下。
ただどうしても行きたい町、見ておきたい風景があり、盛岡から東へ、宮古市経由で三陸海岸へ、そこから釜石市に向かいました。

次の春が来れば、10年になる3.11。
他所モンが軽々に語って良い訳もなく、そんな軽い場所でもない。
ただ一度、この眼でしっかり見ておきたいなと、以前から思っていました。

高い津波避けの防波堤、あちらこちらの工事、工事車両。
真新しい家、仮設住宅、空き空きの造成地、人の居なさそうな所で商売をされている方…とても静かで、穏やかで、海の美しい町々でした。

宮古市から釜石市まで、約50kmの道のり。
釜石市のほんのちょっと手前に、見えてきました釜石鵜住居復興スタジアムです。

全景、シンプルだ
きれい
ラクビーやってみたい。笑
正面スタンドから!
近くにあった看板
スタジアムがあった場所も、津波にあったんですね。
ここだけではないけれど、この美しい場所が、悲しみしかない場所なんですね。
傷を負ってないものは、頑張らないとね。
気持ちが引き締まりました。

釜石駅の真横にある、ホテルフォルクローロ三陸釜石で宿泊しました。(言い難い。笑、ゴメン。)
屋上の大浴場、リラックスラウンジから、有名な三陸鉄道が見れたのでパシャリ。
きれいなホテルでした。

海方向へ
このホテルの場所も、釜石駅も、津波の被害を受けています。
一両車両、かわいらしい
夜、ちょっとイキって撮ってみました。笑

後記

明日からはしばらくの雨予報。
釜石に滞在、三陸鉄道で1日電車旅もいいかなっとか思いましたが、仙台市へ移動する事にしました。

釜石はかつてのラグビー人気で、盛り上がりに盛り上がった町。
一度ラクビー人気が廃って、また昨今の人気で注目されてきています。

ぜひこのまま平和で、盛り上がりまくってほしいです。