日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、気ままな日本一周バイクの旅を行っています。

2020年7月30日(木)

降らないはずの雨、でも怪しげな空。
こんな事もあろうかと名古屋駅前で宿泊、歩いて名古屋城へ出発。
歩いてならゆっくり見れるし、徳川御三家の巨城。
8時半着で、先に天守閣以外を見学しようとはりきって行ったら、二の丸内も9時開門で入れず。笑

名古屋城見学後、お天気具合、少しずつ回復。
ホテルに戻ってZに乗り込み、おまけ小牧山城犬山城と尾張3城その他を見学。

3城に対して持っていた期待、それぞれで変化あり、特色ありで、おもしろかったです。
さすがの激戦区、〝尾張名古屋は城で持つ〟です。

133、44名古屋城(愛知県)

名古屋駅東側桜通口から、のんびり円頓寺商店街を抜け、三の丸に近づくと、加藤清正像がお出迎え。
えっ清正?なんで?って思いつつ、正門前に移動。

9時まで入れないことを知り、さらに東門まで移動。
少し待ってから、登城開始しました。

加藤清正像
なんで名古屋に?
案内板
説明板

那古野城跡

よくあるパターンだが、もともとあった古城が二の丸などになり、新しい新城が拡張建設される。
ここ名古屋城もそのパターン。

ただここ名古屋の古城は、織田信長の生誕地候補のひとつであり、居城であった。
ここから信長の人生が始まったと思うと、歴史ファンには見ておかんとあかん場所です。

二の丸庭園跡
那古野城跡
5歳の信長が、城主になった場所
二の丸庭園
〝王命に依って催される事〟碑
初代義直と幕府には、確執があったのかもしれない。
藩訓
良いか悪いかは別
尾張に限らず、藩訓に左右される事は多い。
〝王命に依って催される事〟碑と東南隅櫓
ふたたび、清正!
なるほど、活躍してはったんですね。笑
東南隅櫓と、旧二之丸東二之門に架かる橋(奥)
本丸表二之門
本丸表二之門、説明板
城内最大の石垣石材、清正石
また出た!清正。笑

天守閣と本丸御殿

天守閣到着、さあ見学と思いきや…入れない。
なんと耐震補強のため、天守閣の営業はやってないとの事…知らなかった。
たぶん以前から、そうなんやろうと思う。

なので本丸御殿が出来ているのかな?
新しいし、天守閣の代わり?わからんけど…でも仕方ない。
本丸御殿見てきました。

天守閣、立派
西側から、天守の眺め
剣塀
トゲトゲが出ている
西南隅櫓と天守閣
本丸御殿
上洛殿、説明板
上洛殿、すごい装飾
上洛殿、天井格子
見惚れる美しさ
上洛殿、書院
ずっと見ておれる
上洛殿全景、彫刻欄間
こんな部屋で、天井見ながら寝転んでたい。笑
最後に…とりあえずシャチホコ。笑

天守閣に登れなかったのは残念やった。
耐震補強やったら、だいぶかかるんやろうな…今後の楽しみやね。

その分、御殿はすごい良かった。
日光東照宮を見たときもそうやったけど、オレはすっかり彫刻ファンになってるね。笑

134、149小牧山城(愛知県)

名古屋城からホテルに帰り、Zに乗り込み清洲秀吉清正記念館と見学。
清洲城は名古屋駅から10㎞ほど、秀吉清正記念館は5㎞も離れていない。

そしてその後向かったのが、小牧山城
那古野城清洲と居城を移した、織田信長3番目の居城、そして後年の豊臣秀吉vs徳川家康の決戦地です。

推定、信長の屋敷跡
信長屋敷跡から、一直線に登る登城道
山頂、小牧市歴史館
転落石、主郭跡
博物内、小牧長久手合戦の説明展示物
岡崎城、家康の館でもあったけど、これわかりやすいし楽しい
北の眺め
真ん中ちょい右に、犬山城
東の眺め
右奥の方に、長久手古戦場
南の眺め
真ん中ちょい左に名古屋城
右に清洲城
西の眺め
右に岐阜城擁する、金華山
飛行機が旋回してる。
着陸態勢に入った飛行機、笑
オレの知ってる名古屋上空には、飛行機なんか飛んでなかったぞ。笑
3英傑の家紋
案内板
説明、案内板
発掘調査解説版

小牧から長久手に向かう道は、どんどん歴史宝庫257へ近づいていて、今回長久手には行かなかったけど、合戦足跡を辿る旅のスタート地点と思える小牧山城でした。

こりゃまた来るね。笑

135、43犬山城(愛知県) ☆国宝天守5城☆ ☆現存天守12城☆

小牧山から、30分ほどで到着の国宝犬山城
2004年まで唯一個人所有だった城、めっちゃ見たかったお城です。

案内板
目の前にあるきしめん屋、めっちゃうまそうやったから食おうと思ってたのに…下城してきたら閉まってた。笑
駐車場からの眺め
登城口
説明板
構造役割、説明板
歴史説明板
現存天守12城、やっぱり急斜階段
天守より南の眺め
真ん中ちょい右に、小牧山城、その後方に名古屋の高層ビルが見える
天守より西の眺め
木曽川
↑少し引いて、さすがの濃尾平野
ちょい右へ、岐阜方面
屋根入れてみた。笑
中央ちょい右、ビル奥の山が金華山、岐阜城
天守より北の眺め
先日の大雨で、だいぶ濁ってる
天守より東の眺め
東美濃方面
天守の手すり低い、傾斜が外向いてる
古い天守そのまま感がすごい。
建築模型
城内木組
梁と木組
大名石高順位上
石高順位中
石高順位下
内観
上段の間
模型と構造
入り口
石垣と梁
入り口
石垣と木組
天守近景
正面、天守閣
黒門跡から枡形虎口
対岸からの犬山城
美しい
橋上からの犬山城
信号待ち、バイクからパシャリ

景観、どこから撮っても絵になる犬山城
天守に登れば、さらに素晴らしい景観と趣に、さすが国宝と思えました。

清洲城と秀吉清正記念館 (おまけ)

清洲城

昔一宮によく行ってた頃、電車からよく見えていた清洲城
信長の居た頃とはずいぶん違った形にはなってると思うけれど、まぎれもなくここから戦国の英雄に成長した、織田信長戦国ロマンの地です。

説明板
城内にある、おもしろ新聞
清洲から出陣、桶狭間
【三河】城めぐりで書いた馬防柵
設楽原ニュース
稲葉山城陥落ニュース
このダジャレはアカンな!笑
信長、本能寺ニュース
秀吉、太政大臣任官ニュース
家康、関ヶ原圧勝ニュース
右大臣織田信長公古城跡碑
清洲古城趾入り口
織田信長像
信長像、見つめる濃姫像
清洲城、改修工事中でした。

10月くらいまで改修工事予定との事。
またキレイになったら、のぞきに来ようかな。

秀吉清正記念館

百姓から関白にまで、位人臣を極めた豊臣秀吉。
生誕地、中村の記念館へ行ってきました。

秀吉像と産湯の井戸
豊公生誕之地碑
幼名日吉丸となかまの像

同郷、遠縁の加藤清正も、この辺りから頑張ったんやね。
うん、名古屋城にいっぱい銅像あってもええか。笑

後記

桜通口のホテルから名古屋城に行く途中、おいしそうなおにぎり屋さんがありました。
名古屋城見学後、ホテルにZを取りに行く帰り道、買ってみました。

ここ。
コロッケや他揚げ物も、セットでお弁当も売ってました。
でかっ、うまっ。
めんたいことうなぎです。

清洲、中村、小牧、犬山と移動した中、もう一軒おんなじ店舗発見したんやけど、どこやったかな?
名古屋駅近辺やったような…。
夕方もういっぺん買ったろかなって思ったら、もう閉まってました。
朝早く、夕方には閉まるお店の様、おいしかったです。

【尾張】城めぐりが終わり、今回の旅で訪問する予定は、残り美濃5城。
旅の終わりに、ようやく天気回復安定、めっちゃ暑くなりそうです。