日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、気ままな日本一周バイクの旅を行っています。

2020年7月24日(金)

東京都立川市で宿泊。
この日は降らないはずの雨が、朝からポツリポツリ。
やっぱりカッパを着込みながら、8時出発しました。

116、123滝山城(東京都)

JR立川駅から、30分ほどで到着。
国道からちょっと外れて堤防沿いを走り出すと、一気に山城感が出てきて、東京?って思えるような場所でした。

ナビないとわかんないですね。

登城への道
途中会ったおじさんに確認したおかげで、早めにバイク止めて良かった。
登ってたら、Uターンもできひんかった。
おじさんありがとう。
しばらく登っていくと、現れる橋脚
木橋、説明板
通り過ぎた方向から、近景
のちのち上に登って、橋名判明
本丸と中の丸をつなぐ〝ひさはし〟
ひさはしから、二の丸方面を見る
案内板も見える
下の道に戻って、案内板
桝形虎口
中の丸
ここから、ひさはしを渡って、本丸と行き来できる。
公園、中の丸、案内板
中の丸、二の丸間の防御、堀切
本丸到着、並び立つ碑
本丸址の碑
歴史が刻まれている
説明板
本丸から、一段上へ
霞神社
霞神社から、本丸跡を見る
霞神社奥、金毘羅社
金毘羅社奥からの眺め
北方向、城下町

東京からわずか1時間で、このロケーション。
関東平野がまだ開拓される前の、北条の出城でした。

117、22八王子城(東京都)

滝山城は標高200m足らず、八王子城は標高500m近くの山城。
200から500、滝山城主北条氏照が、迫り来る豊臣秀吉軍に対抗するために、作った戦いのための城です。

登城口碑
概要、歴史、説明板
縄張、説明板
本丸へ、登城口
山城の雰囲気だ。
登城口近景
登って登って、ちょっと平らな金子丸
500m級、小谷城レベルかも!
雰囲気は山崎城に似ている。
金子丸、説明板
平らな8合目、柵門跡
柵門跡、説明板
九合目、もうちょいや。
本丸周辺説明図
着いた?石段、なにか見えてきた。
八王子神社
右側に石段が…もうちょいやね
着きました、八王子本丸址碑
本丸跡、説明板
八王子、地名の起源も書かれている
本丸
急峻な山頂のため、狭い
九合目からの眺め
天気が残念

40分程度、登りっぱなし、足場もきびしい、そんな山城でした。
しかし意外に人が多い。
この日は4連休半ばですが、平日、山城、オレひとり、誰もいない、クマ怖い、笑、がパターンだったので、意外でした。

途中、強者に出会いました。
3歳くらいの子どもを抱きながら、息も切らさずに、さっさっと登って行きはりました。
奥さんも、虫かご持ちながら、軽やかに登ってはりました。
えらいパワフルなご夫婦でした。笑

御主殿

下城し、これで終わりかなって思ったら、うーん御主殿?

古道、曳橋、御主殿、説明板

古道、御主殿、この言葉に惹かれ、進んでみる事に。。。

本丸へ向かう道から一転、整備された歩きやすい道
古道
大手の門跡、説明板
現れた御主殿
危うく、これ見んと帰るとこやった。笑
曳橋
曳橋から御主殿へ
築城当時の石垣
御主殿へ
御主殿、入口門
御主殿、整備説明図
入口碑
広大な御主殿
復元、御主殿跡
御主殿、庭園遺構
御主殿、全容
美しい緑と石垣
御主殿の滝
御主殿の滝、説明板
御主殿の滝から、流れる城山川
きれいな水
この美しい川に、三日三晩なんて…悲しい過去やね
登城橋、美しい

ひさしぶりに城に登ったって感じがしました。
このところ平城や、簡単な公園のような城跡が多かったせいか、ちょい足にきましたね。笑
まさか東京でね、けっこうな山城に当たるとはね。

いい意味で、登城前のイメージを大きく覆してくれた、楽しい、そしてすごいお城でした。

118、124品川台場(東京都)

八王子から、途中おまけに寄りながら、やってきました東京都心。
国道246号線で皇居目指してきましたが、まあ人多い。笑

途中からガソリンがヤバくて、やけど都心入るとないね〜。
お台場の方に入ったら有るやろって思ってたら、ないねえ〜。
結局ありましたけど、あやうく渋谷駅前とかで、ガス欠になるとこでした。笑

あんなとこでバイク押したりしてたら、当分立ち直られへんやろな。笑笑

お台場遊泳場から、第三台場、品川台場全容
レインボーブリッジで、夜景が映えるやろね。
江戸湾、オリピックマークが設置されていた。
早くやれたらええのにな。
説明板
砲台跡
砲台跡
当時は寺の鐘なんかも装備したそう…遠目には大砲に見える。笑
それくらい必死、慌ててたんかもね。
台場上
台場内側
作業場
かまど跡
弾薬庫跡
陣屋跡
もうひとつの第六台場、現在無人島
後方には江戸城がある

実はお台場には、初めてやってきました。
ここが江戸海上の最終防衛ラインやったんですね。

今は平和の祭典、オリンピックの舞台です。
本来なら選手村?の建築等で、オリピック終了までココ入れないそうです。
辺りは建築途中のものが、たくさんありました。

延期で、しばらく通常通りに戻り、またしばらくしたら建設再開なんですね。
今度は、すんなり進めれるように!

武相荘(おまけ)

八王子から都心に向かう途中、町田市にある武相荘に行ってきました。
大好きな人物、白洲次郎の旧宅です。

ずーっと来たかった場所。
普通の住宅地に、普通の民家。
現在は町田市だが、その昔は鶴川村で、静かな農村だったそうです。

入口
次郎、正子夫妻旧宅の説明板
最初の愛車が、出迎えてくれる
NHKドラマでも、使われたそう
愛車の説明板
オレのおじいちゃん世代の人。
車に乗ってる人なんか、そうそうおらんからね。
ちょっと見にくいけど、当時の最新
邸宅、入口
レストランがあった
武相荘
少し離れて撮ってみました。
少し離れて、斜めから撮ってみました。

武相荘ってネーミングは武蔵の国、相模の国の間って事と、無愛想をかけているそう。
次郎の気難しいところも、自分でわかって、面白がって表している様な気がします。

武相荘内の撮影が、禁止やった事が残念。
生活品がそのまま展示してあって、ここで晩年暮らしてはったんやってのが、感じる事ができる場所でした。
有名な遺書も、ゴルフクラブも見れました。

筋の通らない事には折れない人、プリンシプル、ノブレスオブリッジ。
坂本龍馬も超人気な人物やけど、同様に信念を貫く人、白洲次郎に共感する人は多いと思います。

最近の世の中には、失われつつある風潮。
でもこの人には、そんな事も全然関係ないんでしょうね。

ただカッコイイ人です。

後記

この日、ホテルに帰ってきたら、NHKで最強のなんちゃら城ってお城番組がやってて、関東の土壌について語っていました。

関東平野は火山灰の堆積し続けた土壌で、関東ロームって呼ばれる土壌だそう。
その関東ロームってやつは粘土化しやすいそうで、そーいや最近、関東入ってからの山城は、靴がやたらと汚れる。
赤土っぽいし、雨もあってムニュってなって沈むし、滑る。

明らかに今までのところの山城とは、関東は土壌が違う。
歩いていて感じていた事の疑問が、タイムリーにTVでやっていたので、びっくりでした。
うーん、勉強になった。笑

まだ関東の山城残ってるので、コケんようにしよっと!