日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、気ままな日本一周バイクの旅を行っています。
2020年7月29日(水)
朝一番で浜松城を見学した後、1号線進行で吉田城から古宮城or長篠城で行くか、257号線進行で長篠城から古宮城or吉田城で行くか、迷ったけど国道257号線からを選択。
通ったことがない事、宿泊がしやすそうな事が選択理由やったんやけど、思いがけず歴史宝庫の道で、めっちゃ良かったです。
武田信玄が進攻、徳川家康が完敗した三方ヶ原古戦場。
井伊家発祥の地、井伊谷城や菩提寺龍潭寺。
長篠に抜ける山道が気持ちよく走りやすくて、続いて武田勝頼が、織田徳川連合軍に完膚なきまでに負かされた、長篠合戦地、設楽ヶ原。
「あ、ここか」とか「こんなとこにあったんか」って、寄り道だらけで進めない。笑
走りやすさと、国境争奪の地が多く、歴史宝庫の道257。(勝手につけました。笑)
これからも、遊びに来たい道になりました。
130、46長篠城(愛知県)
学校のグランドくらいの広さしかないけど、その遺構から合戦の様子が想像しやすい。
一度、時間かけて周辺散歩の機会を持とうと思った、そんな長篠城でした。
勇者、鳥居強右衛門。
吉川英治書、新書太閤記でその存在を初めて知ったんやけど、こんな有名やとは思わなかった。笑
日本版、走れメロスみたいな感じやね。
感動する話は地元で語り継がれ、郷土の英雄になっていくんやね。
長篠城に限った事ではないけれど、日本100名城・続日本100名城の完全制覇が終わったら、良かったトコ、周辺地域を、深掘り探検したいと思ってます。
長篠近辺は、ここ数年の間に必ずまた遊びに来てしまう、そんなトコでした。
131、150古宮城(愛知県)
武田信玄が、三河遠江方面の拠点作りのために、手を入れていた古宮城。
初訪問です。
簡単、短時間で見学できるわりに、土塁、堀切が入り乱れて見どころある、そんな古宮城でした。
132、151吉田城(愛知県)
1号線を走るたびに、よく目にしていた吉田城。
そんな気はしないけど、初訪問です。笑
本丸外は公園になっていて、学校の授業なんかも行われていました。
市民憩いの広場ですね。
おまけ
三方ヶ原古戦場
家康遺訓の一節。
〝勝つ事ばかりを知りて、負くること知らざれば害その身にいたる〟
家康はここで、武田信玄にボコボコにやられて、恐怖のあまりウンコ漏らして、浜松城へ逃げ帰ったことがあるんやね。
古戦場は石碑があるだけで、大きな墓地になっていました。
家康のすごいところは、この敗戦を活かしているところ。
27年後の関ヶ原合戦。
武田信玄にやられた事を、家康自身が同じ事をやって勝利している。
失敗を失敗だけでは済ませず、勉強して、活かしたんやね。
すごいね、家康。
龍潭寺(りょうたんじ)
大河ドラマ女城主直虎で、有名になった龍潭寺。
今回は見学しなかったけど、入口からして雰囲気ありました。
井伊谷城と合わせて、歴史宝庫の道257を走って、笑、近々見学しに来てしまいますね。
馬防柵
設楽ヶ原で、武田軍を完膚なきまで負かした、織田徳川連合軍。
ここから7年後の、武田家滅亡が始まってしまう。
歴史、戦い方の変換点。
この馬防柵から変わったんやね。
後記
三方ヶ原古戦場、井伊谷城、龍潭寺、長篠周辺探索、設楽ヶ原。
これだけで、1日たっぷり遊べそうな257。
織田、徳川、武田、その後は豊臣なども加わって、争奪戦いの地になっていく、歴史ファン必見の地ですね。
ひさしぶりに雨一滴も当たらず、Tシャツ短パンオンリーで1日過ごせました。
今回の旅もそろそろ終わり、ようやく雨の心配から解かれそう。
雨の心配がなくなれば、今度は暑過ぎるって、ホンマ勝手な事ばっかり言ってる。笑
短パン履いたんで足も真っ黒、坊主頭で出発した髪の毛もヘルメット癖がつき出した。
今後の予定は尾張美濃のみ、終盤戦です。