日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、気ままな日本一周バイクの旅を行っています。
2020年6月29日(月)
青森フェリーターミナルから、津軽海峡フェリー14時20分出発、18時函館港到着で、初北海道上陸しました。
雨上がり、道路がかなり濡れている、そんな初上陸でした。
2020年6月30日(火)
五稜郭、五稜郭タワー、志苔館を見学後、5号線、37号線を走って、室蘭市地球岬、そして36号線を走って、宿泊予定の苫小牧市を目指しました。
地球岬
志苔館から室蘭地球岬まで、約150km。
急激に雲が広がり、温度が下がり、霧が出る。
本州で、もう7月で、しかもド昼で霧なんてあり得ない。
すごいね。
追っかけてくる雨雲から逃げているので、東へ東へ移動。
このまま苫小牧市まで、50kmほどの距離を稼いで、宿泊しました。
途中36号線辺りから牧場がたくさん現れて、馬が、サラブレッドが、たくさん見れました。
最近は、やらないですけどね、競馬。
昔はよくやってました。
競馬ファンにはこの辺り、たまらん町でしょうね。笑
2020年7月1日(水)
前日の函館〜室蘭地球岬〜苫小牧に至る天気の急変と、海岸線の風の強さ、大型車すれ違い時に飛ばされそうになる危険、今日も雨雲との競争になる事を考えて、行きたい候補地のひとつ、襟裳岬を諦めて内陸を走行、次の行きたい候補地、釧路市釧路湿原を目指す事にしました。
安全運転に気をつけてスタートしましたが、思いのほか好天。
雨雲が遅いのか?気持ち良く走り出す事ができました。
気持ち良く走っていると、いつの間にか道を間違えていました。汗
もう戻る事もしんどい距離なので、そのまま結局襟裳岬を目指すことにしました。笑
襟裳岬(えりもみさき)
襟裳岬に近づくと、また霧っぽく、天気悪くなってきました。
ただ前日みたいな強烈な風がなかったので、助かりました。
苫小牧から走る事180kmほど、3時間半ほどの道のりでした。
天気良かったら、絶景なんやろね。
でもちょびっと見れたから、来れたから、良かった。
道、間違っただけやけどね。笑
黄金道路
襟裳岬を後にして、すぐに現れたのが黄金道路。
道路を作るのが大変で、お金がかかってるから黄金道路っていうんやって。
北陸の親不知みたいな場所やね。
途中、体感的に5分くらいトンネルちゃうんってトンネルが2本あって、道路面は水浸し、温度計が20度から13度まで下がる、そんなきっついトンネルがありました。
そんなトンネルを自転車で走っている人が…すごい、タフやね、本州の人は軟弱かもね。笑
襟裳岬を100kmほど過ぎ、釧路市まで残り80kmくらいになった頃から、この日のサイコーが待ってくれていました。
336号線、十勝〜浦幌(うらほろ)〜白糠(しらぬか)
釧路湿原
思ってたより、釧路市内の近くだった釧路湿原。
襟裳岬から180kmほど、やっぱり4時間近くの道のり、つご360kmほどのこの日のランでした。
Zありがとう、おつかれさん。
見たかった釧路湿原。
この日の予定ではなかったけれど、またまた雨に追われ、前倒しで見学出来てしまいました。
2020年7月2日(木)
一日雨になったこの日、釧路駅前のホテルで、潔く完全休養。
明日以降の体力回復と、この先の行動作戦を立てました。
2020年7月3日(金)
お天気回復のこの日、まずは日本100名城・続日本100名城の最遠目的地、根室半島チャシ跡群を目指してスタート。
8時半出発の11時半到着、ほぼ44号線一本、120kmちょいの快適ドライブでした。
途中、風蓮湖、根室駅に立ち寄り、根室半島チャシ跡群を見学後、20kmほど先の納沙布岬へ移動しました。
納沙布岬
お土産とかめっちゃ買いたかったけど、バイクやからね。
うまそうなもんばっかり、車で行ってたら、お土産代で倍金使うな。笑
釧路〜風蓮湖〜根室〜根室半島チャシ跡群〜納沙布岬、ここまで150kmほどの旅。
後半戦、200km?
納沙布岬から、行きたい目的地のひとつ知床半島を通って、ひさびさのキャンプ泊をするためナビ検索しました。
目的地200km、ガクッ、おいおい今日もまた350km、まあ慣れたけどね。笑
Z、ごくろうさん。
昨日からまさかまさかの極暖ヒートテックを上下着込んでいます。
それでも寒い、さすが道東、噂に違えない。
本州走ってたときは、「荷物やな、これっ」って思ってたけど、もう1枚欲しい。笑
この日はそこそこ晴れて、一番最低バイク温度計が14度、最高20度でした。
もし雨、風があったら、体感あと10度は下がると思う。
あと1週間ほど、好天を祈るばかりやね。
知床峠
寒さ対策でカッパまで着込んで、走りだした後半戦。
確かにええ景色やけど、まあ今までと一緒…と思いきや、峠に入ると一変。
今までこんな峠は、走った事がない。
サイコーでした。
バイク温度計14度。
さっきまで、「さむぅ」って震え気味やったのを忘れてる。
すごいすごいって、ずーっと見惚れていました。
山を降りるとき、バイクでコケてるオッチャンと遭遇。
起こせない様子だったので、お手伝いしました。
ケガがなくて良かった、オレも気をつけないと!
国設知床野営場
ひさびさのキャンプ泊、国設知床野営場にやってきました。
さあ実験です、この寒さに耐えれるかな。
キャンプ場からオホーツク海に沈む、素敵な夕陽が見れました。
夕陽が沈むのもひさびさに見るかも…こんな美しい夕陽が見れてないなんて、日常って大したことないのに、忙しいんかなぁ。
距離走って、寒くて、しんどい一日やったけど、めっちゃくちゃ良い一日でした。
2020年7月4日(土)
キャンプ場の寒さの中のテント生活、なんとか耐える事ができました。
昨日の夕陽は19時に沈んでいきましたが、3時半前にはもう明るくなってきています。
日本一、朝陽の早い町です。
この日は、最終的に網走泊にするつもり。
まっすぐ走ると100kmもないほどですが、近場?屈斜路湖、摩周湖、阿寒湖を見学して、美幌峠〜網走へ向かう、ぐるーっと1周回る、そんなプランを立てました。
最後にオチがありましたけど…。
屈斜路湖(くっしゃろこ)
キャンプ場を8時に出発、途中オシンコシンの滝ってのがあって、「おもしろい名前、笑」ってスルーしてしまったんやけど、名所でした。
残念、失敗失敗。笑
ちょこちょこ道に迷いながら90km、10時頃に屈斜路湖に到着しました。
次に20kmほど離れた、摩周湖に向かいました。
途中急に煙モクモクな山が現れ、硫黄山の看板が!
聞いたことあるある!で、すかさず立ち寄りました。
硫黄山
急遽発見で立ち寄った硫黄山。
硫黄山そのものもそうやけど、まわりの景観も凄かったし、めっちゃ迫力がありました。
見れて良かった。
摩周湖
硫黄山を後にし、当初予定通り〝霧の摩周湖〟へ。
湖なので平地かなと思いきや、登る登る、23度あったバイク温度計が13度へ。
天気急遽、雲?霧やん、そして出た!野生の鹿!
なんで湖で、こんなに登んねんって思いながら、ブルブル震えて到着しました。
鹿の攻撃
摩周湖に向かう登り、ヘヤピンコーナーで、2匹の野生鹿と遭遇しました。
おそらく親子。
バイクは止めず、見つめながら通り過ぎようとすると、バイクに突っ込んでくる素振りを見せました。
きっと子鹿に危険が及ばないように、威嚇したんでしょうね。
止まって写真とかはダメですね、怖い怖い。
鹿の親子愛を見ました。
阿寒湖
摩周湖の山を下りると霧は晴れましたが、午前中のような快適感がなくなり、寒い。
山頂で完全に冷えました。
1時間ちょいほど頑張って、阿寒湖到着。
この日の累計距離、ここまでで170kmです。
コロナ騒動がなければ、今頃海外の人多数で賑わってるんやろなって、想像できる温泉街でした。
お土産屋さん多数で、ここは泊まってたら、よーさんお金使ってしまうところです。笑
美幌峠
本日のメイン、美幌峠。
ここを通りたいが為に、知床から直接網走に向かわずに3湖めぐり、特に阿寒湖を通ったのに、どうやら道、また間違っていました。笑
屈斜路湖をぐるーっと、391号線から243号線で回れば美幌峠にたどり着いたのに、阿寒湖まで行って、240号線で行こうとしたのが間違いでした。笑
美幌峠が、午前中行った屈斜路湖砂湯の反対側にあるのも知らんかったし…。
まあ阿寒湖見れたからええか。笑
すごい絶景、めっちゃ広大な美幌峠のパノラマでした。
これは見ないと阿寒湖(アカン)やつですね。笑
来て、見れて、良かったです。
美幌の見学終わり、この日の宿泊地網走へ向かう途中、オレにぴったりの丘を見つけました。笑
さらに道中、網走湖を発見。
湖三昧な一日でした。
知床(オシンコシンの滝、見逃す)〜斜里〜弟子屈(屈斜路湖、硫黄山、摩周湖)〜阿寒湖〜美幌(美幌峠)〜網走の300kmほどの旅でした。
2020年7月5日(日)
サイコーの好天で迎えた朝。
網走スタートで、まず博物館網走監獄を見学に行きました。
博物館網走監獄、めっちゃ良かったです。
囚人とはいえ、この人たちの力がなかったら、北海道、網走開拓なんてなかったのかもしれませんね。
南下するロシア、防備を急ぐ明治政府、囚人を使う過酷な環境、大変な時代の上に現代があるんですね。
そんな昔じゃないですからね、おじいちゃんのおじいちゃんくらい。
平々凡々な時代、感謝ですね。
めっちゃ勉強になりました。
ここからは、230km先にあるクッチャロ湖湖畔キャンプ場を目指します。
本日の寝床です。
サロマ湖
道中、サロマ湖を発見。
湖シリーズ、続いています。笑
ただデカいです。
神威岬(カムイエトゥ)
クッチャロ湖までもう少しってところで、圧倒的な存在感で迫ってきた景色がありました。
クッチャロ湖湖畔キャンプ場
今までのキャンプ場で、いちばん良かったです。
これで設営費400円!ヤバイ‼︎
特等席の夕陽がいただけました、サイコーです。
本日の走行距離240kmくらいかな。
北海道来て、初めて暑いって感じた日でした。
特に博物館網走監獄、みんなTシャツ短パンなのに、オレ、ヒートテックやからね。笑
オレが監獄やわって思ってました。笑
2020年7月6日(月)
クッチャロ湖湖畔キャンプ場で、話し相手になってくれはった道民のおじさんから、ええキャンプ場があるって情報教えてもらったので、本日はこのキャンプ場を目指して、8時半頃の出発。
エサヌカ線〜宗谷岬〜ノシャップ岬〜オロロンライン〜初山別みさき公園キャンプ場の約200kmの予定でレッツゴー。
エサヌカ線
8〜9kmのまっすぐ道路、平坦な草原、鹿6頭の群れに思いっきりメンチ切られながら、颯爽と横切られました。笑
アイツら、あんなスピードで草原駆け抜けて、脚挫いたりせえへんのかな?って思いました。笑
オレやったら絶対捻挫するね、自信あるわ。笑
エサヌカ線の最初と最後が、直角に曲がってるのが笑う。
直線ずーっと続いて、いきなり直角やからね。
看板なかったら、全員突っ込むやろね。
ダチがチビんときやったら、看板あってもアホやから気づかんで、160kmで突っ込んで、曲がりきれんとクマの餌食やね。笑笑
パットパットゴルフみたいなのが、よーさんいろんなところにあって、ノリ的にはゲートボールとショートコースの間ぐらいな感じ?なんですが、そのコースのクオリティがヤバい。
宗谷岬の少し手前、すぐ横はオホーツクの海、この日は超強風、もう絵的に完全にスコットランドリンクスやんって思いました。
念のため、もう一回言っとくけど、パットパットゴルフやからね。笑
宗谷岬
いよいよやって来ました、〝最〟北端の地。
ここに近づく30kmくらい手前から、やばい強風。
そして絶景っていうのも、もう当てはまらない。
地球を感じるような景色でした。
やっぱり来て良かった。
途中、全力で飛び出して来た鹿が、オレにビビって慌てて戻ろうとUターン。
思い切り滑ってコケながら、森に消えて行きました。
絶対、脚ズルむけやろっと思いながら、ちょっと笑ってしまいました。
でも鹿って、バイクの気配とか分かってないみたい。
いきなり出て来るから、ホンマ危ないね。
宗谷岬に近づく、地球を感じる景色には感動しました。
バイクは風で飛ばされそうで、死にそうでしたけどね。笑
稚内湾〜ノシャップ岬
非常にきれいな稚内の海。
しかしこの日はバイクを持って行かれるほどの強風、宗谷岬もノシャップ岬も、バイクの止め方にも気を使いました。
変な方向で止めたら、倒されそう。
この後も50kmほど、つご100kmほど、神経使う強風の中を無事走り抜けました。
オロロンライン
工事車両がけっこう走っていて、期待していた感じではなかったオロロンライン。
たぶん数年後、道が新しく出来たりしてて、ずいぶん変わったりするんでしょうね。
今回はエサヌカに軍配です。
初山別みさき台公園キャンプ場
クッチャロ湖湖畔キャンプ場で、道民のおじさんに教えてもらった通り、コストサイコー、景色良、きれいで、完璧キャンプ場でした。
2日連続で、ナイスキャンプができました。
これが今回の旅で見れる、最高の夕陽になると思います。
根室から知床、オホーツク海沿いを北上し、宗谷岬に達したこの道中は、おそらく北海道の中でも最高やと感じました。
宗谷岬を過ぎた事で、オホーツク海とサヨナラし、再び日本海が現れました。
方向的には帰路に向かいます。
宗谷岬まで、大阪を出発してから約4000kmの旅でした。
2020年7月7日(火)
朝起きたら、なぜか筋肉痛。
昨日の強風を、ずーっと受け続けての事みたいです。笑
この日の予定は、まず232号線を南下、途中から日本海沿いをサヨナラし、239号線を士別方面ひさびさの内陸へ、そこから40号線、273号線で三国峠を目指しました。
途中、層雲峡、大雪湖、糠平湖を通って三国峠へ向かうのですが、あまりに快調に走り抜け、シャッターチャンスすべりまくりでした。笑
特に層雲峡は、ええ雰囲気でした。
三国峠
この日のメイン、三国峠。
紅葉の季節はヤバいらしいです。
でも紅葉の季節は、もうバイクじゃ無理やね。
今度はちっちゃいジープがいいなと、新たな野望を抱いてます。笑
その後の道中、センターラインから動かない、口になんか咥えたキツネに遭遇。
こういうのを見ると、バイクがセンターラインに寄っていく。笑
ビビりながら、その後も快調に走り続けて帯広到着。
まだ15時前だし、もう少し走ってみるかっとも思ったけれど、天気が崩れて来てる。
進むと雨、走行300km超えてるし、ホテルで休む事にしました。
スーパーホテルPremier帯広駅前で、宿泊。
バイクも立体駐車場で、雨に濡れないので良し良し。
フロントスタッフのおねえさんが、親しく会話してくださって、ホテルも綺麗で良かったです。
明日、道内は雨多し。
明後日は天気回復するので、北海道2回目の雨宿り連泊する事にしました。
連泊がここで良かった。
う〜ん良いホテル、強風で痛んだ体が休まる〜リラックス。笑
これからの予定は、富良野(ラベンダー牧場見学)〜旭川(旭橋、神居古潭)〜札幌(羊ヶ丘展望台、時計台、大通り公園)〜小樽(小樽運河)〜支笏湖〜洞爺湖〜上ノ国勝山館〜松前城〜函館山です。
北海道日記もいよいよ後半、城めぐりもそろそろ復活です。
2020年7月8日(水)
帯広の天気は曇り。
本日は雨宿り完全休養日。
ホテルで洗濯、ネット系のやるべき事をできるだけ進めておき、今後の作戦を決める。
そしてコイン洗車場を見つけたので、ここまでの旅を支えてくれているZを、きれいきれいにしてあげました。笑
洗車場でコイン入れ1分くらいしたら、思いきり雨降ってきました。
あと1時間は降らんはずやのに…。
一番ええコース(洗剤や撥水ワックス?が出るコース)だったので、時間が長い。
なので5分間くらい、雨降ってんのに、バァーってやってました。笑
屋根もないコイン洗車場で、オレがびしょ濡れになりながら…通りすがりの人にはコソッと、近くの現場のにいちゃんには思いっきり笑われました。笑
2020年7月9日(木)
天気良し、体力完璧、バイクピカピカでサイコーやったけど、余裕こき過ぎて9時前の出発。笑
まあ慌てず行こうと、富良野(ラベンダー牧場見学)〜旭川(旭橋、神居古潭)〜札幌(羊ヶ丘展望台、時計台、大通り公園)〜小樽(小樽運河)〜支笏湖〜洞爺湖と、行きたいところに行けるとこまででって感じで、出発しました。
しかしこのアバウトさと遅出発が、この日のアウトに…。
狩勝峠
帯広から富良野に向かう38号線。
途中、狩勝峠ってところを通りました。
思いがけず、良い景観のところを通れてラッキー。
素晴らしい眺めでした。
ファーム富田(富良野)
帯広から2時間ほど、富良野に到着、有名なファーム富田に行ってみました。
木曜日の午前中だというのに、けっこう遊びに来てる人多いです。
ちょー人気なんですね、ここ。
今は外国の人も少ないけど、以前の様に外国の人もいて、休日でってなったら、とんでもない人でしょうね。
眺めてるだけで幸せになれる、ファーム富田でした。
就実の丘
旭川までもうちょっと、旭川空港の近くに、就実の丘って絶景ポイント、まっすぐロードがあるとの事で、寄ってみました。
てっぺんの風景は、ずーっと見ていても飽きない、素晴らしい風景でした。
そして旭川空港の側を通り抜け、旭川市へ到着。
旭橋
神居古潭
旭川から札幌へ移動する道中、旭川から少し離れたところに、神居古潭がありました。
羊ヶ丘展望台
旭川から12号線を札幌に向かう道は、都会に向かう道で、これまでの様に快走とは行きませんでした。
遅い出発も堪えてきて、羊ヶ丘展望台の終園時間ギリギリ、17時前に札幌到着になりました。
景色がきれかったので、またいつか来たいと思います。
夜景も綺麗でしょうね。
時間切れ、残念。
大通り公園と時計台
この日はキャンプ予定やったけど、時間が中途半端になってしまって、その上大都会。
ホンマはもうストップせなアカンねんけど、もう少し小樽方面に進んでみる事にしました。
小樽運河
結局、小樽到着。
でもキョロキョロ、メシやキャンプやスタンドを探しながらの走行、この時間帯、危ない危ない。
結局キャンプ場見つからず、小樽まで走ってしまいホテルイン。
これも土曜が雨っぽいって事で、ちょい無理しました。
こういうのが、一番あかん、一番危ない。
早め早めで行動しないと、この日は反省です。
2020年7月10日(金)
明日の朝早くから函館近辺は雨模様との事で、予定していた支笏湖〜洞爺湖、そして洞爺湖近くでキャンプをする計画を諦めて、いっき城2城を見学、函館に向かう事にしました。
函館でホテルインして、雨をやり過ごす作戦。
距離500km走りながら、400km先、松前城の見学時間制限もあるので、昨日の反省を活かして、早朝5時前出発。
メイン229号線一本で、積丹岬、神威岬、上ノ国勝山館、松前城まで、一気に目指しました。
積丹岬(しゃこたんみさき)
小樽から1時間ちょいほど到着、しばし朝のお散歩開始です。笑
積丹岬を後に、神威岬まで30分かからないほどの移動。
風がビュンビュン出てきました。
神威岬
宗谷岬の手前にもありました、神威岬。
土地土地で、神様が祀られてるんでしょうね。
強烈にすごい場所でした。
途中に通行禁止柵があって、強風の時は尖端までいけない事がしょっちゅうあるそうです。
今日はそんな強くなくて、尖端まで行けて良かったねって言われたけど、「じゅうぶん強いわっ」って心の中で突っ込んでました。笑
体は持ってかれる、携帯は指の力抜いたら離れそうでした。
昨日無理した事でルートを変え、支笏湖〜洞爺湖ルートを諦めてこちらへ向かったわけですが、結果オーライ、ここは来れて良かった。
オレの中で、北海道五景の中に入りました。
いや〜良かったです。
【渡島】城めぐりでも書きましたが、上之国勝山館を後にして松前城に向かう道中、10分ほど走り出した頃、ついに出ました‼️クマ‼️
バイクの前を走っていた軽車両の前を、軽の半分くらいはありそうなデカイ熊が、すごいスピードで国道を横切りました。
途中片側車線規制で停車したとき、軽車両のお兄さんと喋りました。
お兄さんも、こんな間近であんなデカイの初めて見たって、ビビってはりました。
この北海道旅で目撃した野生動物、クマ1、シカ9、キツネ4でした。
バイクはコケるからね、こわいね、怪我して動かれへんかったら食われるね。
18時過ぎ、函館到着。
函館へ、12日振りに帰って来ました。
これで北海道ランは終了。
1日平均300km近くは走ってると思うので、Zもよく頑張ってくれました。
大阪経つ前にオイル交換してあげたけど、帰ったらまたすぐオイル交換やな。笑
天気さえ良ければ(クマは出てきたらアカンで!)何周でもしたい、そんな素敵な道の、風景の、数々あった北海道でした。
2020年7月11日(土)
函館のホテルで雨宿り予定が、さほど降らずに少し天気が遅れている模様。
明日の朝に少しかかりそう。
この日はフリーだったので、函館の夜景を見に行って来ました。
函館駅前から、歩いて函館山へ。
ロープウェイまで、トロトロ歩いて40分ほど。
時間が17時くらいで、早く上がってもまだ明るいので、歩いて登ってみました。
夕方の山道は、ちょっと怖くて急ぎ足。
標高300mほどの函館山、40分で登りました。(夕方はアカン、やめとこ、反省)
帰りは真っ暗なので、もちろんロープウェイで帰りました。
新島襄海外渡航の地
大好きな人物のひとり、同志社大学の創始者、新島襄。
150年程前、海外渡航(密航)は死罪の時代に、1年もかけてアメリカボストンまで行き、10年の歳月を海外で過ごした人物です。
いったいどんなモチベーションで、渡航したんやろ。
渡航自体が死罪じゃなくても命がけで、それでも行きたいなにか。
その〝なにか〟が知りたいな。
おじいちゃんのおじいちゃんくらいの人。
そんなに遠い人じゃない。
今よりは間違いなく不自由な時代、だからこそのエネルギーなのかもね。
尊敬できます。
函館山
後記
北海道、14日間、2600kmほどの旅、素晴らしかった。
一度来たら虜になる、ライダー天国なんて聞いてたけど、ホンマやね。
特に羅臼から斜里の知床半島、浜頓別から猿払〜宗谷岬、神威岬はホンマ感動しました。
もう一回必ず来よう。
次回は車かな(クマにビビってるわけではない笑)、なぜならゴルフめちゃくちゃやりたくなりました。
クラブを持って来てラウンドして、キャンプ三昧で、絶景見まくり、出来たら紅葉も見たい三昧で…新しい個人的野望の発生です。笑
オレがみんなを連れて来たつもりやけど、ホンマは、みんながオレを連れて来てくれたんかもしれんな。
サンキューみんな、ありがとう北海道、楽しかった。
ほんでZ、ご苦労さん。
帰り道もヨロシクな。