日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、気ままな日本一周バイクの旅を行っています。
2021年7月7日(水)
天候不安定な中、案外降らない長崎県。
しかしこの日は覚悟しながら、7時出発、雲仙普賢岳がある雲仙市に向かいました。
相変わらず山には縁がなく、やっぱり頂きは雲の中。(去年、富士山周辺いっぱい走りながら、一回も見ていない。笑)
途中、槍のような雨に見舞われながら、目的地の島原城に9時到着です。
175、91島原城(長崎県)
いきなりの天守閣前の駐車場。
そして一気に天守閣最上階に行ってみました。
これけっこうやります。
1階から順番に見学せず、一気に上へ、そこから下りながら見学。
これ混まないんですよね〜。笑
ここからお城周囲、ぐるっと回ってみました。
島原の乱の原因、舞台にもなった島原城。
続いて訪れた原城と、セットで見学するのがオススメです。
海が近いお城は、やはり潮風なので傷みが激しんでしょうね。
でも前回の五島列島福江城もそうでしたが、それが逆にええ味出してる感じがします。
管理する方は、大変でしょうけどね。
特に南サイドの景観は、すっかりお気に入りになってしまった、島原城でした。
176、188原城(長崎県)
島原城から、のんびり1時間かからないくらいで、原城到着です。
まず有馬キリシタン遺産記念館ってところに行って、勉強してきました。笑
大坂の陣が終わって20年。
天下泰平に向かいつつも、大乱となった島原の乱。
有馬キリシタン遺産記念館で勉強して、島原城、原城を見た後での、島原の乱の個人的見解。
奈良から来た殿様が、現地の人とコミュニケーションも取らずに、財産搾取の傍若無人ぶり。
怒った現地の人が耐えかねて一揆を起こすと、国(幕府)が出てきて鎮圧された。
こんな話やと思います。
キリシタン、関係ない。
たまたま一揆を起こした人々に、キリシタンが多かっただけの事。
キリシタンの反乱にしたかったのは、キリシタン弾圧に理由をつけれる、幕府の都合やないかな。
あくまで個人的な見解です。
原城を見学しながら、そんな事を思いました。
後記
島原城と原城、良かったです。
島原城が築城されるのは、戦国の世が終わって20年後ほどの事。
この頃になると、城ってそれなりに巨大なものなんですね。
技術の発展も進んで、戦国のいろんな知識が詰まってる。
対して原城は島原城建築に当たって、廃城になったお城。
戦国時代に近いものを、感じました。
この後、長崎に戻る帰り道に、雲仙地獄へ寄ってきました。
出た出たモクモクの毒ガス地帯。笑
北海道の硫黄山以来の、温泉たまご食べてきました。
明日は長崎市内を離れ、佐世保へ向かいます。
北に向かうのは、雨が強くなるので避けたいところですが、3城残っているので、安全運転で行きたいと思います。