日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、気ままな日本一周バイクの旅を行っています。

2020年7月31日(金)

いよいよ今回の旅での城めぐり予定、美濃5城を残すのみ。
朝8時、名古屋駅近くのホテルを出発。
市内の渋滞に少々巻き込まれながら、ひたすら東へ。

瀬戸市を抜け、恵那市岩村城を目指したんやけど、途中から明智の文字が現れて寄り道決定。笑
後ほど、おまけでオチが…。笑

この日の一番目の目的地、岩村城に到着したのは11時前になっていました。

136、38岩村城(岐阜県) ☆日本三大山城☆

城下町が兵庫県の出石に似ていて、雰囲気が良い町並み。
城は片道30分ほどで登れるらしいし、道はちゃんと舗装されている。
簡単に登れるかなと思いながら、登城開始。

城下町、城跡、案内板

楽勝なお城かなって思いつつ、けっこう登りがキツイ。
最近あんまりキツイ城がなかったせいか、つらく感じてしまってるだけなのか?

藤坂
けっこな急斜、一直線に続く
わりとキツイ
藤坂、説明板
一の門

まっすぐが終わってくると急斜もなくなり、今度は石垣が現れだす。
これひょっとして、けっこうなお城ちゃうんって思いだす。

直線の終わり、石垣増える
霧ヶ井
八幡神社、入口
八幡神社

日本三大山城

そろそろ本丸も近いなって思ってた頃、すごい石垣が現れた。
「なんやこの城」って、一気にテンション上がってると、なるほどって思いました
そうや!日本三大山城やって、このとき思い出しました。笑
すっかり忘れてました。笑

本丸下、すごい石垣現れる
六段壁、説明板
見事な六段壁
六段壁と本丸口
ここはかっこよかった。
本丸入口
本丸から、本丸入口を見下ろす
本丸、昇龍の井戸
城跡碑、本丸跡
本丸からの眺め
本丸
本丸、説明板
歴史説明板
信長、宿営の地
そーなんや、しらんかった。

本能寺の変の3か月前に、ここに信長と光秀が居た事がすごいね。

信長と光秀は、ここから甲斐まで進軍。
武田家の滅亡を見届け、東海道を富士山見物しながら、徳川家康の接待を受けながら、安土へ帰還。
そして上洛、本能寺の変に続く。

いったいこの頃って、光秀の胸中、どんなんやったんやろね。

登城口、高灯籠

そんなに期待してなかった岩村城。(ごめん)
同じ三大山城、大和の高取城の規模には少し敵わないが、途中からの石垣の圧倒さはよく似てた。
日本三大山城の名に負けない、良く期待を裏切ってくれた岩村城、良かったです。

137、142苗木城(岐阜県)

岩村城から中津川に、1時間足らずで移動。
これまたまったく期待してなかった苗木城に到着。(ごめんごめん)

登城開始すぐ、〝山城ベストランキング1位〟なんて書いてあって、「聞いたことないし」って思いながら、「また大げさに宣伝しとんな」とか思いながら登ってました。笑

ごめんなさい、オレが知らんだけでした。

案内図
山城ベストランキング1位?
説明板
第一の見せ場、足軽長屋跡からのドーン!
「なんじゃこれ」って、いきなり現れた絶景に度肝抜かれる。
インパクトあり過ぎでした。笑
大矢倉跡
大矢倉跡から、天守建物を見る
駈門跡
改修中、すごい手間、復興が楽しみ
城跡碑
ここから天守建物への道
菱櫓門跡
巨石が多い
千石井戸・本丸口門跡
右石段から登る
本丸口門跡
本丸台
こんなきれいな台形になっているのは、記憶にない。
天守建物
天守建物近景
天守建物
巨石と木組
天守建物、説明板
景観説明板
天守建物より、雲に隠れる恵那山
天守建物より、西の眺め
先日の雨で濁流、通って来た橋が見える。
こんな建築があるなんて、全然気づかなかった。
天守建物より、北西の眺め
最初にインパクトを与えられた、足軽長屋跡も見える。
天守建物近景
巨石に木組、天然の礎石
天守建物、眼下巨石
馬洗岩
オレはおにぎり岩って名前にした。笑
笠置矢倉跡から、天守建物、巨石を見上げる
笠置矢倉跡から、眼下を見下ろす
ここけっこう怖い
絶壁の巨石と石垣
帰り道、橋上、バイクからパシャリ
ごっつい迫力
行きしなは川ばっかり見てたので、まったくわからなかった。

岩村城苗木城は、美濃の豪族遠山氏ゆかりの城として知ってはいたけど、こんなすごい城とは全然知らんかった。
ご近所さんにこんな城があったなんて、こりゃ東美濃から長篠、浜松近辺にかけての濃尾は、バイクランも含めて、良い遊び場の発見になりました。

秋口くらいに、違った景色見に、きっと走りに来てしまうね。笑

138、143美濃金山城(岐阜県)

美濃の三大山城なんて書いてあったので、期待が高まりながら到着した美濃金山城
しかし最後の最後で山城オンパレードで、足けっこうキテます。
最近ホンマ、山城あんまりなかったもんな。笑

本丸直下の出丸まで、バイクで登れたので助かりました。

出丸跡、説明板
出丸跡からの、登城口
三の丸門跡
二の丸跡
大手枡形、本丸へ続く道
天守台西南隅石
本丸跡(発掘の成果)、説明板
歴史説明板
城址碑
本丸跡
本丸から、西南の眺め
金華山、岐阜方面を望む
木曽川が見える
本丸より、北西の眺め
明智荘の展望
うーん明智?
払い下げ記念碑
こんな理由で城跡が保護されんねんや

明知城岩村城苗木城と登ってきて、この日のラスト美濃金山城で山城ラッシュな1日。
木曽川沿いに城がたくさんあるって立地にも、その意図が感じられました。

美濃の山城、すごいです。

明知城(おまけ)

明智光秀の前半生は謎に包まれていて、出生地も候補がいくつか存在するそう。
岩村城近くの明智も、もちろんその候補のひとつ。

明智町と城を発見してしまったので、とりあえず登城。
でも本丸辺りで気がつきました。

縄張り図
登城口
大手門東砦
本丸近く、虎口
本丸(本陣屋跡)
明〝知〟城跡碑

うーん?明〝知〟城?いつの間にか智が知に変わってる。笑
これって明智城じゃない?

日本大正村
大河ドラマ館

まちがいではないんやろうけど、思い込み過ぎで違う城?
美濃金山城の近く、明智荘も候補地のひとつだが、オレ的にはこっちのような気がしています。

まあまた光秀ゆかりの地、探索の旅の楽しみが残りました。

後記

ここまで城めぐりをして来て、3英傑の歴史に関係する城が多きを占めていて、なので東海道近辺が圧倒的に名所が多い。

しかも西の方が、山城が多い。
それだけ大変な争奪が、繰り広げられた土地が多かったんかもやね。

それにしても最後に来て山城ラッシュ、おもしろかった。
登ってるときは大変やけど、登ったときの爽快感は格別。
ましてやこの日のような絶景に当たると…こりゃやめれんね。笑