日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、気ままな日本一周バイクの旅を行っています。
2020年9月21日(月)
4連休の真っただ中、世界文化遺産に訪れるのは無謀かなっと思いつつ、良い秋晴れに誘われて、ドライブがてら行ってきました姫路城。
去年の経験からも、気持ち良く走れるのは、あと1ヶ月足らず。
お城、混み混み覚悟で出発、ちゃんと見れるかな。
147、59姫路城(兵庫県) ☆国宝天守5城☆ ☆現存天守12城☆
☆世界文化遺産☆ ☆日本さくら名所100選☆
前回の法隆寺とともに、日本初の世界文化遺産になった姫路城。
登城歴は小学生の頃と、ハタチの頃の2回。
しょっちゅう通りすがりに見ているので、そんな気はしないんやけど、やっぱりえらい時間経ってます。笑
1回目・小学生の頃はオヤジと、2回目・ハタチの頃は大切なダチと、ともに懐かしく思い出深い、そんな思い入れのあるお城。
オレの歴史好きは、間違いなくオヤジの影響やと思います。笑
日本100名城・続日本100名城のスタンプはゲットしましたが、あまりの人の多さに撤退を決定。
思い入れのある城やし、見どころ満載のお城。
ムリして人混みで見学するより、ゆっくり見学したいので、改めて平日の朝イチに出直します。
それにしても、いやぁ甘く見てたね姫路城。
さすがの人気ぶりです。
三木合戦(おまけ)
姫路城を後にして、もうひとつ、この日の目的地に選んでいた兵庫県三木市にある三木城。
織田家の将であった、羽柴秀吉の中国地方攻略のひとつ、播州征伐。
それに頑強に抵抗した、三木城主・別所長治。
別所長治vs羽柴秀吉、戦国の激戦地の舞台を、見学しに行ってきました。
御着城
三木城に向かう途中、姫路城から東へ10分ほど、秀吉の軍師・黒田官兵衛ゆかりの御着城に立ち寄りました。
三木城
御着城から1時間ほど、三木城到着。
近くはなんども通っていますが、初来城です。
まず三木市立みき歴史資料館で勉強、なんと来館無料です。
そしてここがすでに、二の丸でした、
壮絶な籠城戦になったという三木合戦。
敗れたとはいえ、地元の人に愛されているのが良くわかる別所長治。
さすがの一軍の将です。
平井山山ノ上付城跡(三木合戦・羽柴秀吉本陣跡)
三木城から、3㎞ほど離れた場所にあった羽柴秀吉本陣跡。
吉川英治著・新書太閤記でも、魅力的に描かれている秀吉の本陣、その場所です。
別所勢に、攻撃も受けた秀吉本陣跡。
ここから三木城を眺めながら、いろんな考えをめぐらしていたんでしょうね。
歴史ロマンの地です。
竹中半兵衛墓所
秀吉本陣跡がある、この平井山で起こった大きな出来事のひとつ、軍師竹中半兵衛の死は、新書太閤記でなんども読み返した、物語の山場のひとつ。
秀吉の慟哭が、聞こえるような場所です。
秀吉の前半生を支えた軍師が竹中半兵衛、後半生が黒田官兵衛。
二人とも〝兵衛〟がつく事から、秀吉の軍師を指して、両兵衛と呼ばれたりもしています。
この両兵衛が、二人一緒にいたわずかな期間が、ここ平井山山ノ上付城・本陣跡やねんね。
秀吉が、最強の官僚を持ち合わせた場所だったのかもしれませんね。
後記
最高の天気だったこの日。
姫路城に登れなかった事は残念だったけど、ひさびさに間近で見て、単純に「すごい城やなぁ」って思ってしまうお城でした。
現存天守の中では、やっぱり群を抜いた迫力、威容、美しさかなって思います。
もう何年も前になるけど、大改修もあったし、昔とはチケット売り場なんかも変わったような気がするし、城下のお土産屋さんや姫路駅周辺も、ずいぶんきれいになった様でした。
これから10月にかけて、中国地方の城めぐりをするので、近々登城できるのが楽しみです。
帰り道、明石へ明石焼きを食べに行ったのですが、こちらも大混雑。
休日恐るべし!あきらめました。笑
やっぱり連休だし、すごいモンですね。
感染注意はもちろん、これからはごはん屋さんも、観光地も、盛り上がっていかないと!ですからね。