日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、気ままな日本一周バイクの旅を行っています。

2019年7月25日(木)に前愛車Kawasaki W800SEで始まった、日本100名城・続日本100名城の完全制覇日本一周バイクの旅
2019年9月20日(金)に3城目として訪問した丹波篠山城からは、Kawasaki Z900RSが今日まで頑張ってくれました。

いよいよ完全制覇、その日です。

2021年10月22日(金)

バイク温度計7℃、岡城へ向かう山越えで手がパキパキ。
めっちゃくちゃ寒い。。。

岡城がある竹田市に、朝8時前に到着。
コンビニでおにぎりと、とにかく缶コーヒーで手を暖っめる。笑
「ううーー血がもどるぅーー」笑

さあラスト3城、血がもどって「行くどー」って出発!
すごい城が待っていました。

198、95岡城(大分県)

ガイドマップ
予備知識ゼロ、ガイドマップ見て、これすごい城ちゃうん?
大手門に向かう道に、すごい岩肌の山。
真田の岩櫃城みたい。
国指定史跡・岡城跡、説明板
史跡・岡城址
なんかすごいぞ、ここ。笑
大手門に向かう登城口
地名の竹田市から、竹田城の石垣を彷彿とさせる。
スタートからこの迫力。
まさに竹田城。
大手門が見えてきた。
ここまで登って来ただけで、テンション上がって、朝激寒やったん忘れてる。笑
大手門跡…とオレの影。笑
大手門跡・説明板
古大手門跡
古大手門跡を覗き込む。
古大手門跡から本丸方向を眺める。
竹田城ごめん、ちょっと規模が違う、こことんでもない規模や!
国指定史跡・岡城跡、案内説明図
とんでもない規模のお城です。

西の丸跡

西の丸跡、入口
まずは本丸から離れてみることにした。
東門跡
天守台規模の櫓台
広大な西の丸跡
西の丸御殿跡
西の丸跡・説明板
読めないけど、西の丸跡にある門跡。
大手門とは違った出入り口がある。
西の丸跡から一昨日噴火した阿蘇を眺める。
駐車場左端にめっちゃちっちゃくZ、笑、西の丸跡からの眺めは絶景です。

西の丸跡から動画を撮影したので、見てください。
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家老屋敷跡へ

西の丸跡から中川民部屋敷跡への通り道。
通り道にある井戸。
家老屋敷と西の丸跡を隔てる通路、石垣。
家老屋敷と西の丸跡をつなぐ出入り口。
中川民部屋敷跡
中川民部屋敷跡 ・説明板
中川民部屋敷跡
水路かな?
中川民部屋敷跡から西の眺め。
左端に阿蘇、中央のモコっとした山が騎牟礼城。
普請方跡
家老屋敷跡から、谷をはさんで三の丸、二の丸、本丸、その石垣を眺める。
中川覚左衛門屋敷跡へ向かう道。
家老屋敷がある曲輪の奥に向かう。
家老屋敷にして、この石垣。
中川覚左衛門屋敷跡、復元木組
中川覚左衛門屋敷跡・説明板
家老屋敷跡から、谷をはさんで三の丸、二の丸、本丸、その石垣を眺める。
さっきよりより近い、はっきり見える、すごい迫力だ。

観光客の多くは本丸へ進んで帰ってしまうらしいけど、西の丸跡、家老屋敷跡はぜったい見た方がいいお城。
石垣、造形ももちろんやけど、景観が素晴らしい。
これ見んと帰るのは、ちょー勿体ないです。笑

オレはここから本丸へ行くので、見学時間、余裕で2時間以上かかります。笑

家老屋敷跡から本丸方面の動画を撮影したので、見てください。
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本丸方面の曲輪へ

本丸方面に向かう道にも様々な高低差、様々な建物跡。
本丸方面の曲輪にも、家老屋敷跡がある。
これで家老屋敷跡、三つ目。
中川但見屋敷跡・説明板
中川但見屋敷跡から中川覚左衛門屋敷跡を眺める。
この峡谷の景観は、どの方向からみても絵になる。
本丸方向の景観。
家老屋敷跡とは逆方向の断崖絶壁を挟んで眺める。
本丸跡、二の丸跡、三の丸跡への最初の入口跡に近づく。
いよいよ本曲輪、すごい迫力の石垣景観が待つ。
太鼓櫓跡
武具庫跡
三の丸跡
三の丸跡・説明板
三の丸跡から、二の丸跡、本丸跡へ。
二の丸跡
銅像発見!どなたかな?
二の丸跡・説明板
出た!瀧廉太郎像。
オレでも知ってる荒城の月や~。
めっちゃカッコイイ像でした。
瀧廉太郎って若くして亡くなりはったんやなぁ。
この文面、今回の旅と重なるところがあって、グッときました。
瀧廉太郎像奥にある、二の丸月見櫓跡。
二の丸月見櫓跡から眺める景観。
中央右に阿蘇の北、くじゅう連山が見える素晴らしい景観。
登城開始して1時間半、本丸阯にやってきました。
これでもけっこう急いでるんやけど、見どころ多過ぎ。笑
本丸御三階櫓跡
本丸御三階櫓跡から北の景観。
断崖絶壁下に大野川と国道502号線が走っている。
本丸御三階櫓跡から南の景観。
登ってきた三の丸跡、大手門跡方面を眺める。
左の山は傾山(かたむきざん1605m)っていうねんて!ひつこいけど、絶景です。笑

本丸御三階櫓跡から動画を撮影したので、見てください。
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御三階櫓跡と本丸中心部の景観。
国指定史跡・岡城跡、絵図と歴史説明板。
廃藩置県で荒れ果てた岡城が、荒城の月のモデルになったんやね。
岡城天満神社
岡城天満神社・説明板
荒城の月も岡城保存の一翼をになったんやね、すごいね。
上記説明文を読んでいないと、見落としてしまったいた拝殿の54枚の天井絵図。
鶴ヶ岡城の荘内神社みたいでおみごと!
岡城天満神社の上三つ目が、中川家の家紋です。
本丸奥の金倉跡
本丸阯碑
駐車場に戻ってきて、西の丸跡石垣を見上げる。
ほんままるで竹田城、

岡藩藩祖・中川秀成は、賤ケ岳合戦(🏍賤ケ岳古戦場めぐり🏍🏍続☆賤ケ岳古戦場めぐり🏍)で羽柴秀吉に味方し戦死した中川清秀の子で、その妻は中川清秀を討ち取った柴田軍の猛将・佐久間盛政の娘なんやね。

ここにはちょっとええ話があって、(賤ケ岳ボランティアガイドの方に教えてもらいました。笑)書くと長いので、興味があればまた聞いてください。笑

いやーしかし、城めぐり最終日にすごい城が待っててくれました。
岡城、すっかりファンになってしまいましたね。

個人的な好みで九州ベスト3城は、名護屋城熊本城岡城かなぁ。
今度はもっと秋深い、紅葉の季節に一日ここでゆっくりしようって思う岡城でした。

荒城の月、サックス練習して瀧廉太郎さんの前で披露してみよかな。笑
ぜったいシバかれるな!(瀧廉太郎さんにも、観光客にも、地元住民にも、ヘタくそ過ぎて。。。笑)

199、192角牟礼城(大分県)

岡城竹田市から角牟礼城に向かう道中は、阿蘇くじゅう国立公園を通り、絶景を堪能しながら向かいました。
大分県→熊本県→大分県で、読み方むずかしい角牟礼城(つのむれじょう)到着です。

道中、国道442号線や387号線をメインで走った来たんですが、特に387号線沿い、そこらじゅう小さな温泉だらけで、煙モクモク秘境の雰囲気。
バイク温度計14℃のちょっと寒い感じやったんですが、走ってて足元が温かく感じるほどでした。
今度ゆっくり遊びに来たいなぁ。

道中は好天で景色を楽しめましたが、角牟礼城到着寸前で小雨が降り出し、バイクを大木の軒下に隠して、登城開始です。

角牟礼城跡遊歩道案内図
予備知識ゼロ、これってまた登んのきっつい山城ちゃうん?
登城口
まさかあの山のてっぺん?いや絶対そーや。

最近きつい山城登ってないし、この次に行くラストの城・中津城は平城って知ってるし、実質ここが最後の城かなぁなんて考えてると、これまた最後にきっつそうな城やなって思ってしまいました。笑

御長坂
御長坂・説明板
やっぱりさっきのがてっぺんや!
こりゃしんどいよ。。。笑
まっすぐ御長坂が曲がっていく。
末廣神社
末廣神社脇にある登城口。
なーがい一直線、急勾配、息あがる。。。
やっぱり予想通りや。。。
スロープ一直線が終わったら、第二弾、石段一直線。
急勾配、かなり息あがる。。。
第三弾は山道急勾配。
ここがキツイのか?オレがなまってるのか?
とにかくバテる。笑
二の丸石垣・本丸方向
二の丸搦手門跡付近の石垣
二の丸石垣・三の丸方向
大手門跡
先に進んで開けた曲輪が見えてくる。
曲輪の石垣
二の丸・説明板
二の丸西曲輪
礎石建物跡
西門跡
本丸へ向かう道。
石垣、土塁、堀切、切通などが残る。
角埋神社
展望台に到着。
展望台景観
一番左に見える大岩扇って山が迫力ありました。
展望台案内図
展望台景観
広角でパシャリ。
展望台景観
右側の眺め。
展望台景観
左側の眺め。
展望台から本丸跡へ向かう道。
本丸跡案内板
もうちょいや~。
登城開始約30分、本丸跡到着しました。
本丸跡・説明板
標高500m超を30分で登れるってことは、やっぱりけっこう急勾配ってことやな。
あとは体力の問題。。。笑
本丸跡にある土塁。
帰りしな、迫力ある大岩扇がよく見えました。
帰りしな、スロープ石道。
す、す、すべる。。。
麓、久留島庭園。
約1時間、戻ってきました。

思ってたより短時間で帰ってきました。
降りるんだけは速いな。笑

日本100名城・続日本100名城の完全制覇が、最後にもう一回、はぁはぁ言う城登らしたるわって用意してくれたんかな?笑

今まで登ったいろいろきつかった城、怖かった城、思いだしながら楽しんだ角牟礼城でした。
あーしんどかった。笑

日本100名城・続日本100名城の完全制覇と日本一周バイクの旅・都道府県完全制覇

いよいよW完全制覇達成の地へやってきました。

角牟礼城から中津城までは50㎞ほどの距離。
途中、一目八景という耶馬渓の景勝地や、小学生のときに習った記憶がある青の洞門が通り道にあって、ちょっと寄り道。
耶馬渓はもうちょっと探検したかったけど…またの楽しみやね。

中津市に入って雨雲の境を走っているようで、到着前にだいぶ雨が降った模様。
到着寸前にもちょっと降って、この旅で初めて、目に見えてバイクが汚れました。

でもそんな不安定なお天気のせいか、虹が現れて、少しお祝いしてくれてるような気分になりました。笑

真ん中にちょっと虹。
もうちょっと大きくはっきり出てたんやけど…シャッターチャンスを逃したな。笑

200、191中津城(大分県)

天守閣を中心に、主要部だけが残されているお城でした。

中津城天守閣と大鞁櫓
旧中津藩主・奥平家、説明板
武運と戦勝、奥平神社御由来・説明板
天守閣近影
天守閣正面
館内展示物
家康の外孫、奥平信昌が四男・松平忠明、着用陣羽織
中津城歴代城主一覧
奥平家といえば長篠城、長篠城といえば…出た!鳥居強右衛門。
天守閣、北の景観
中津川、この先すぐに河口で豊前海が広がっている。
天守閣、東の景観
東南西はすべて広大な城下町。
天守閣、南の景観
こちらも城下町、奥は熊本に続く山々がある。
天守閣、西の景観
こちらは川で区切られた城下町、海が近いので水量の満ち引きがありそうだ。
天守閣アップ
天守閣どアップ
内堀外からの景観
こちら側からが有名やね。
天守閣と大鞁櫓
少しずつ北に進んで、真横からの景観
逆光じゃなければ、こちら側の方がカッコイイかな。
ここが一番カッコイイと決定。(個人的意見。笑)
黒田官兵衛と正室光姫の像
これはきっと大河ドラマの影響でできた像かな?笑
黒田官兵衛(如水)と正室光姫、説明碑
造りの違いがわかる石垣。
黒田が持ち込んだ古代山城の石、説明板
黒田本丸の石垣と細川時代の石垣、説明板
中津川沿い、ビューポイントから撮影した天守閣。
中津城ビューポイント、説明板
この図を見ると中津近辺、今の大分県がいかに交通の要所だったかがわかる。
古代山城の石垣と鉄門跡
古代山城の石垣と鉄門跡・説明板
城井神社
城井神社・説明板
黒田家のあかん歴史やね。

平城で手軽に見学できるお城でした。
どこの城にも言えることですけど、城下町を深堀りするとおもしろそうです。

これにて日本100名城・続日本100名城完全制覇達成やり遂げましたぁー。
パチパチパチ。笑

後記

長らく身に着ける貴重品防水バックに入って、一緒に旅してきた本2冊。
北海道へ行ったときなんかは城攻めがない日が多かったので、服なんかと一緒にバイクに積み込んだ防水バックに入れてるんやけど、身に着けてるとけっこう重い。笑

最初の頃なんかは旅慣れてなくて防水バックじゃなく、雨が降ったら湿ってしまい、本がペラペラになってしまった事があったりもしました。

こいつらも、これでようやく本棚で楽できます。笑

日本100名城・続日本100名城のスタンプ帳

そして中津に住んでいる後輩と、一杯行ってきました。
3か月前の九州攻めの折、19年振りに再会した大事なダチです。

お酒もどれくらい振りやろっ?
ダチと達成感とひさしぶりのお酒で、最高でした。

オレのZに跨る後輩。
逮捕しましょう、飲酒です。笑

明日は別府市に向かい、船で四国愛媛県に渡ることにしました。
九州を離れる日が、この旅の終わりです。

九州と沖縄の旅、あとわずかな時間、心地良い余韻に浸っておこうと思います。