日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、バイク日本一周の旅を考えるようになったのが2019年の夏。

2020年6月から本格行動する予定に先立って、ブログ更新練習、2019年夏からの撮りためた記録を残していきます。

19、157八幡山城(滋賀県)

出発

2019年11月21日(木)、滋賀県近江八幡市へ、ご近所3城一気城攻めに行ってきました。
寒さ対策として、時間短縮のため高速道路を利用。
滋賀県大津市からは毎度の湖岸道路で、約2時間ほどで八幡山城に到着しました。

城下町

雰囲気のある景観。
観光小舟なども通るようで、ゆったり時間が楽しめそうです。
ドラマの撮影なんかも行われるようですよ。

雰囲気ある城下町
時代劇で出てきそう
橋と石灯篭
落ち着く景観
城下町、お気に入りの1枚

八幡山山頂

ロープウェイで5分ほど、八幡山城跡へ到着。
さらっと30分ほどで見学できるお城です。

山頂到着、すぐの石垣
美しい紅葉がお出迎え
見ていて飽きない美しい紅葉
紅葉とところどころに残る石垣
西の丸跡から琵琶湖と比良山系を望む
村雲御所瑞龍寺門跡
村雲御所瑞龍寺門跡
この辺りが本丸跡
遠景
中央1番高い山が、観音寺城擁する繖山(きぬがさやま)
その左、一段低い山の手前の山が織田信長の安土城擁する安土山
この後、両山とも登頂しました
南方面を望む

近江守護六角氏の観音寺城、天下人織田信長の安土城、関白豊臣秀次の八幡山城
歴史の移り変わりを感じます。
近江八幡市にこの3城があったという事は、よっぽどの重要地、交通の要所だったんでしょうね。

20、52観音寺城(滋賀県)

八幡山城より30分ほど、JR安土駅の真ん前の安土町城郭資料館に到着しました。
こちらで日本100名城・続日本100名城のスタンプ、安土城観音寺城分をゲット。
安土城城内が詳しく見れる模型もあり、見入ってしまいました。

観音寺城は初登城なので資料館の方にいろいろ訪ねてみると、パンフレットを頂いて詳しく説明してくれました。

観音正寺

観音寺城に行くには安土城下にある桑実寺(くわのみでら)からのルートと、(きぬがさやま)東側から入山、観音正寺からのルートがある事がわかりました。

今回は城跡近くまでバイクで行けるとの事で観音正寺ルートを選択しました。

参道には人生訓が順にお出迎えしてくれます
観音正寺から東南方面を望む
観音正寺から参道を望む
観音正寺
石群
菩薩像

伝本丸跡、繖山(きぬがさやま)

観音正寺の裏手に、観音寺城本丸へ続く道の入り口があります。
ただわかりにくいので、お寺の入り口で案内聞くのをオススメします。

10分ほどで本城跡に到着します。

本城付近の石垣
本城付近の石垣、荒れている
本城跡
案内板

三角点

本城跡から15分ほど、三角点繖山(きぬがさやま)山頂に到着。
遠景で琵琶湖が望めます。
ここから桑実寺(くわのみでら)ルート、佐々木城跡ルートに分かれていて後者を選択。

三角点繖山(きぬがさやま)山頂
当初漢字難しすぎて変換できませんでした。笑

佐々木城跡

山の尾根っぽいところ、堀切っぽいところを進みながら佐々木城跡に到着。
周辺に巨石が多い。
奥の院ねずみ岩への分岐で奥の院を選択。
そろそろどこ歩いているか?わからなくなってきました。笑

支城佐々木城跡
奥の院、ねずみ岩への分岐
巨石多し、道険し
巨石多し、道険し
登りやったら大変
巨石多し、道険し
下りでも注意が必要

奥の院

奥の院到着。
ここどこら辺やろって思っていたら、観音正寺に向かう参道に戻ってきていました。
下って来ましたが、場所によってはかなりの急斜面。
ここから登って逆ルートは、はっきりハードです。

奥の院
奥の院傍の巨石
参道の巨石、石垣

ねずみ岩

観音正寺観音寺城跡、三角点繖山(きぬがさやま)山頂、佐々木城跡、奥の院ねずみ岩観音正寺と、どうやら時計回りで戻ってきたようです。

ほとんど迷子状態、地図持ってるのにね。笑

ねずみ岩
案内板

観音寺城を下城し、南回りで安土城を目指す。
この山全体が観音寺城と考えると、すごい規模です。

繖山(きぬがさやま)中腹に本城南の屋敷跡を望む
繖山(きぬがさやま)中腹に本城南の屋敷跡を望む
田畑きれい
看板、少し南に新幹線が通る
新幹線からこの看板、見えるかな?

もう1度、今度は桑実寺(くわのみでら)ルートで登城したいと思いました。
見どころはまだまだありそうな観音寺城です。

 21、51安土城(滋賀県)

30年以上前に登城した安土城
当時は城下町に信長の館など関連施設は無く、登城も無料だった気がします。

平成の間にしっかり整備され、すっかり観光できるようになっていますね。
時間が経っていることを肌で感じます。

邸跡

案内があるだけでも、天主閣址に近いところから長谷川秀一、織田信忠、織田信澄、森蘭丸、古井戸近くに武井夕庵と、一族と日常生活に近い人の邸跡
大手道に徳川家康、羽柴秀吉、前田利家などの邸宅で、序列が想像できます。

伝羽柴秀吉邸跡
伝羽柴秀吉邸跡から石垣を見上げる
伝前田利家邸跡
大手道
織田信澄邸、森蘭丸邸址

黒金門跡

ここから先は信用あるものしか入れなかったという信長の聖域。

黒金門跡に向かう石段

最大防御の黒金門跡枡形。

黒金門跡枡形

二の丸址、織田信長公本廟

織田信雄四代供養塔もありました。

二の丸址、織田信長公本廟
織田信長公本廟
織田信長公菩提

天主閣址

わずか3年ほどしか存在しなかった天主閣
すごい勢いで活気に満ちて、あっという間に静けさに変わったんでしょうね。

天主閣址
天主閣址
ここってもう城内なんでしょうね

30年以上前に登城したとき、正直思ってたより「ちっちゃ」と思いました。
でも間違っていましたね。
地下1階があって、石垣の側一杯まで建物があったとすると、やっぱり大きいです。

入城口からの天主台跡
案内板

ここに六層の天主閣があったんですね。
現在の景観の田畑のところ、当時はすべて琵琶湖だったそうです。

天主台跡から北へ
琵琶湖を望む
天主台跡
入城口を望む
天主台跡礎石

木々が伸び放題。
その昔ここに立派な本丸御殿があり、天主閣を望んでたんでしょうね。

本丸跡から天主台を望む
天主台

歴史の証人

落城の際の大火で、熱によってひび割れた石垣がそこかしこに。
石に命があったのなら、見てたんですよね。

歴史の証人
そこかしこに割れた石垣
歴史の証人
割れた石垣、まっぷたつ

天主閣からの下り道。
いろんな歴史上の偉人が通ったんだろうな。

天主閣址から下る
総見寺に向かう石段

総見寺

安土城跡は総見寺の敷地内とのこと。
伝徳川家康邸跡に、総見寺仮本堂がありました。

総見寺本堂址
総見寺本堂址から西方面を望む
総見寺近辺から西の湖を望む
三重塔

30年以上前に登城したときはこのまま二王門を抜け、安土山西の百々橋から出入りできていましたが、今は大手道の方に戻されるんですね。

二王門へ向かう下り石段
二王門へ向かう
二王門
二王門から大手道へ
伝羽柴秀吉邸跡へ戻ってきました
案内板

歴史上の人物、人気ベスト10には必ず入る織田信長。
個人的にはベスト5、いやベスト3に入るかな?

今後も整備を進めたら、なにかしらの発見がありそうな安土城
落城の秘密に迫ってほしいですね。

後記

近江八幡市3城はご近所さんで見学しやすく、なんといっても織田信長お膝元なので見どころもたっぷり。
一泊しても良いかなって思います。

しかし費用が少々割高感な気が・・・。笑
というのも八幡山ロープウェイ、安土城安土町城郭資料館県立安土城考古博物館信長の館観音正寺ルートは有料道路、観音正寺桑実寺(くわのみでら)ルートも拝観料がいる模様。
しめて4000円近くになります。

うーん信長の人気だったら仕方ないのかなあ~。笑