日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、気ままな日本一周バイクの旅を行っています。
2020年10月14日(水)
絶好の秋晴れ、好天予報に、1泊2日の再訪問の旅を計画。
旅ネタは〝城〟忘れの多気北畠氏城館、そしてなぜか写真が紛失してしまってる岐阜城、彦根城の再訪問、againの旅です。(紛失は必ずオレがなんかやってる…トホホ。)
前日の岐阜県からの移動で、滋賀県米原市、駅前のホテルで宿泊。
このところの宿泊代は、Go To トラベルのおかげで激安だ。
安いときは、1泊2000円台のときもある。
しかも10月入ってからは、Go To チケットで1000円のおこずかいも頂けるという、なんともありがたいお話だ。
オレレベルでは申し訳ないけど、ちょこちょこ頑張って、お金一生懸命に使いたいと思います。

彦根城(滋賀県) ☆国宝天守5城☆ ☆現存天守12城☆
ホテルから7㎞、10分で彦根城に到着。
この10分間ですら、サイコーって感じてしまうほどのお天気です。笑


井伊大老歌碑


あざやかー!

うつくしー!

車、自転車、人、けっこう通ります。
生活道路になって、溶け込んでますね。






放物線の堀、美しい
ここから有料エリア、彦根城城内へ入っていきます。

いきなり大きな櫓が、目に入ってくる。

登城開始すぐ、いきなりの迫力だ。

橋を落としてしまえば、本丸には石垣を登るしか行けなくなる。



どっしり頼もしい構え

左右、石垣の積み方が違うというのも、おもしろい。


まっすぐ先が、鐘の丸

手前、大きな屋敷は博物館。
1800年建立の、能舞台だった建物もある。


天秤櫓を中心に、本丸と正反対の位置にある。



時報鐘及び聴鐘庵


ここを潜れば本丸





天守の装飾・破風が美しい

切妻破風と呼ばれる屋根の装飾
伊勢神宮、出雲大社の社殿と同様の形式だ。

こちらからは天守が大きく見える。

井戸曲櫓上からの眺め

切妻破風の形式が、よく見て取れる

前回登城時の入口はこちらだったが、耐震関係で今回は入れなくなっていた。


井戸曲輪を守るためか、門跡が狭い

どちらかといえば裏門だが、井戸曲輪を守るためか、石垣がすごい。

迫力の石垣

石垣ファンは好きでしょうね、ここからの景観

現存天守お馴染みの、急階段

最上階の屋根組
西の丸三重櫓

シンプルな美しさ




櫓階段

最上階


東側の多聞櫓屋根沿いに、右端佐和山城、中央ちょい左伊吹山を望む

北側、琵琶湖、長浜方面を望む

北西、琵琶湖、高島方面を望む

西側、琵琶湖、安土方面を望む

西側の多聞櫓屋根沿いに、天守閣方向を望む
着見台
本丸東側に突き出た着見台。
現存してないですが、あったら城下町の見晴らしが抜群。
城下町からの景観も、よかったでしょうね。



城下町や佐和山合戦時の家康本陣、平田山が望める
紛失した写真取り戻すため、いっぱい撮影しました。笑
でもまだまだ撮り応えのある景観がわんさか、さすがの国宝彦根城です。
こじんまりしてながらも、迫力があって、細部に味がある。
洒落てるカッコイイお城です。
ただ一点、天守閣と続櫓の間のテントは辞めてほしいなぁ。
天守閣入城のための受付テントなんやけど、ここ別場所に移せば、もっと本丸から天守閣の景観が良くなるのに!
撮影ポイントがもっと増えるよ、着見台からカッコイイ絵が撮れるよ、映えるよー。笑
世界遺産目指す為には、必要です!(そんなちっさい話やないか!笑、あくまでちょー個人的見解です。笑)
埋木舎(うもれぎのや)
さてお城見学を終え、再び井伊大老歌碑の方に戻ってきました。
お堀沿いに、前回来訪時に気になっていた埋木舎があります。
14男坊で、世に出る事がなかったはずの井伊直弼と埋木舎のネーミング、これひっかかるでしょう。笑
でも前回、まあ〝ここに居ったよ程度な部屋がいくつか見れるくらいかな〟って思い、スルーしてしまいました。(すんません)
でもずっと気になっていたので、今回は最初からやって来るつもりで、きましたよ~。笑

初めて見たときから、気になったネーミング
いろいろ考えさせられるネーミングだ。

室内に入る事はできないが、展示品が満載





〝お茶〟って一回も飲んだ事がない、いっかい飲んでみないとね!





この反対に竹藪があった、なんか風情。

ありがとうございました。

なんか井伊直弼が歩いた昔の道が、想像できそう。

主幹さんに教えてもらいました!笑
ここで世に出ず、埋もれていった人生だったかもしれなかった井伊直弼。
でも世に出ても、埋もれても、そんな事はどうでもいいことですよね、結果論。
大事なのは、結果世に出た井伊直弼が、どんな風に頑張ってたかを感じる事やないかなって思いました。
良い雰囲気の埋木舎でした。
貴船神社&伏見城(おまけ)
彦根城からの帰り道。
お気に入り、琵琶湖の湖岸道路を気持ちよく走っていましたが、途中から気が変わり、琵琶湖大橋を渡って山の中へ。
京都の奥座敷、貴船に向かいました。
実は近場なのに、この辺り全然来た事ないんですよね。
とりあえず、気が向いた寄り道です。笑
貴船神社
ナビが示すまま奥の奥まで登ってきたら、いちばん奥の奥宮についてしまいました。
ホンマはちゃんと、歩いてこなアカンやつですね。
途中雰囲気の良いお店や、きれいな鳥居、参拝場所がいっぱいありました。
ここは紅葉が見どころの時期、車か電車でのんびり来た方が良さそうです。
またの機会に!ですね。



御神木なんや、他にも立派な杉がたくさんあった。

シンプルやけど、雰囲気抜群


ガランガランしてきました。


おじさんが陣取って、読書してました。笑
貴船神社を後にして、京都北部から京都市内に下りてきて、帰宅の途につく。
二条城の前を通り抜け、一路大阪方面へ。
ふと道中から、いつも見えている伏見城に気がいく。
ここ昔は、キャッスルランド伏見っていう遊園地でした。
その頃仕事でしょっちゅう行ってたので、模造城だし行く気はなかったんやけど、時間もたっぷりあるし、20年ほど前に廃園になってたので、少し興味がわき、寄り道をしました。
伏見城
広い駐車場は健在、遊園地跡は野球場になっていました。
散歩されてる方がチラホラ、花嫁さんの衣装撮りがやってて、綺麗な方でした。笑



改めてみると、立派な建物だ。
放置してるのが、勿体ないね。

連立天守で、見事な建物
こんな立派な建物やったけって思うほど、良いお城でした。
もっと早く見に来たら良かった。笑
これ、勿体ないね。
模造天守いっぱい見てきたけど、ここ絶対使える。
横には明治天皇陵もあるし、歴史に溢れる町やしね。
イノベーション拠点として、全部内装IT化して、伏見市役所なんかにすればいいのに!笑
マジでこの建物、放置してるのもったいないよって思いました。
この近くの任天堂本社、買い取らへんかな。笑
ゲームの王国でも作ったらええのに、提案に行ってみよかな。笑
即追い出されて、しつこかったら逮捕やろな。笑
後記
ガラにもなく、彦根城の景観について、伏見城の扱いについて、こんな風にしたらええんちゃうってな事を書いてみました。
なんか勿体ない感じがするんよなぁ。
人の振り見てじゃないけど、オレ自身も気をつけないとなぁなんて、小さくは思いました。
時間を気にせず、1城必殺、笑、っていいですね。
ゆっくりじっくり見学できる。
旅中は、天候をけっこう気にしながら移動してるので、予定が慌ただしくなったりするけど、今回の旅のような雰囲気、これからも大事にしたい。
やっぱりお天気が重要やな。
1泊2日の連続で、お天気の日だけ、ずーっと旅できたらええのになぁ。(アホ、ムリ、笑)