日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、気ままな日本一周バイクの旅を行っています。
2020年10月26日(月)
ちょうど5週間前の9月21日月曜日。
祝日だったこの日、素晴らしい秋晴れに姫路城攻めに出発したものの、「ごっつい混んでるんとちゃうん?」と想像しつつ、その通りめちゃくちゃ混んでて、登城見学を断念しました。
その後、中国・四国攻めの帰り道にも寄っていくつもりでしたが、これまた雨で断念。
【播磨姫路】城めぐりでも書きましたが、これまで姫路城の登城歴は2回。
1回目は小学生の頃にオヤジと、2回目はハタチの頃に大切なダチと、ともに懐かしく思い出深い。
そういったお城なので、のんびり、ゆっくりじっくり見学したいと前々から思ってました。
それにやっぱり名城やからね。
けっこう寒くバイクには厳しい季節になりましたが、再びの好天を待って、ゆっくりじっくり見学できそうな平日、開門9時に合わせて、早朝5時に出発。
今年最後の旅に、思い入れのあるお城、姫路城againの旅です。
姫路城(兵庫県) ☆国宝天守5城☆ ☆現存天守12城☆
☆世界文化遺産☆ ☆日本さくら名所100選☆
☆ここから有料エリア☆
最近のお城は観光客の導線をしっかり作っているので、登城ラインがだいたい決められているが、昔は東の44辺りから、複雑な迷路で登城できたような記憶がある。
東側に駐車場があって、44からが一番近い登城ラインで大天守にたどり着ける。
過去2回ともそうだった記憶、今は通れなくなってました。
安土城(【近江】城めぐり)なんかもそう、有料になって、導線作られて、管理しなきゃいけないので当たり前やけど、ちょっと自由度なくなったなって思いました。
西の丸・百間廊下
36菱の門をくぐると、まっすぐ37いの門、38ろの門に向かい、大天守に向かうのが常道。
せやけどあまのじゃくなオレ、笑、菱の門を潜るとすぐ左、西の方向、西の丸に向かいました。
なんか人の行かん方向に、行きたがってしまうねんなぁ。笑
西の丸を取り囲むように、廊下、櫓が続く百間廊下。
ここは入った記憶がないけど、すごい見応え。
百間廊下だけでも、じゅうぶん砦としても機能します。
ろの門、はの門~連立式天守群へ
西の丸、百間廊下の見学を終え、連立式天守群へ向かう道に戻ってきました。
36菱の門からまっすぐ来れば、すぐの38ろの門。
そしていっきに折れ曲がって向かう39はの門。
このはの門に向かうまっすぐな坂道は、時代劇撮影(暴れん坊将軍)で使われた事から、将軍坂と呼ばれたりするそうです。
実際のところは大天守がすぐ近くに見えてきて、迫ってきた敵に「もう少しや」って錯覚を与え、ところがこの先の迷路に引き込む巧妙な仕掛けになっているそう…恐ろしや~。笑
ここから連立式天守群のそばを行ったり来たり、まさに迷路。
連立式天守群・大天守、内覧
備前丸からの大天守、連立式天守群、景観
大天守眼下の広場、備前丸。
携帯レベル、オンリーでは、ここが一番の大天守、連立式天守群、撮影ポイントかな。
いっぱい撮りました。笑
備前丸を後に、大天守東側を通りながら下城していきます。
姫路城外周
大手門・桜門橋に戻って来て、ホンマ最高の天気。
時間もまだ11時前、自宅へ帰るだけなので、姫路城外周の散歩に行ってきました。
大手門・桜門橋から、時計回りでスタートです。
後記
登城歴2回とはいえ、ずいぶん昔の事で、じっくり見るのはこれが初めてと言ってよい姫路城でした。
せやけど、さすがの城郭。
やっぱりここは、ちょっと群を抜いてるかな。
ごっつい見応えありました。
国宝天守や現存天守をすべて登城した感想ですが、素晴らしいのは言うに及ばずですが、ゆとりがないなぁって感じるお城もありました。
昔と違い、人がたくさん来るから仕方ないんでしょうけど、とにかく進行させようと一生懸命で、見学がせわしない国宝天守もありました。
土日なんか行った日には、せかされて大変でしょうね。笑
文中でも記述しましたが、34年前の姫路城の事です。
土日で床に寝っ転がって、夕涼みしてましたからね。笑
今やったら怒られるやろなぁ。笑
でももうちょい、のんびりできたらいいかなって思ったりもします。
姫路城オンリーで帰ってきた今回の旅でしたが、計画は但馬丹後を回って1泊2日の予定でした。
兵庫県豊岡市にある安国寺、ドウダンツツジが美しい有名なお寺で、そろそろ見頃。
安国寺から近場の、日本三景・丹後天橋立。
そして天橋立で宿泊。
翌日に、これまた天橋立から近場の由良川橋梁で、海の上を走る電車でも見てみようかなって予定でした。
しかしコロナ禍で安国寺が見学できず、但馬丹後行きは取り止めました。
残念やけど、また来年の楽しみです。
これで2020年の旅予定はおしまいです。
コロナや豪雨や酷暑、災害に見舞われて、大変な一年になってしまいましたが、いろんなご縁に恵まれて、旅ができてしまった果報者でした。
2021年の旅が楽しみです。
ご縁にも、恩返しもしないとね。
まずは変な疫病や災害が起きませんように!
冬眠。。。。。