日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、気ままな日本一周バイクの旅を行っています。
2020年10月3日(土)
どんよりお天気の休日土曜。
って言っても、曜日感覚ゼロの人間になってしまってるんやけど、行く先の人の多さだけ気になります。
今日は人気の萩。
幕末維新は大好きなのに、一回も来たことがなかった楽しみな町。
土曜日、人出大丈夫かな?
心配しつつ、8時に宿泊してる山口を出発、9時到着でした。
157、75萩城(山口県)
どこのお城もそうだけど、残ってる城跡は本丸周辺わずかな事が多くて、二の丸や三の丸を含めると、現代の町を含めて広大な事が多い。
下城後、歩いた城下町も、二の丸、三の丸の跡地もたくさんあった。
敗れたとはいえ、100万石の大名だった毛利輝元が、戦国期に縄張りした広大な萩城でした。
旧厚狭毛利家萩屋敷長屋
良質な長屋として、旧毛利一家の長屋がありました。
萩城城下町(おまけ)
町全体が、観光整備されている城下町。
交通標識がなかった。
景観を大事にしてるんですね。
木戸孝允誕生地
桂小五郎さんですね。
高杉晋作誕生地
桂さんとは、ほんまにご近所さん。
年は6つ離れているので、桂さんは幼馴染み、近所のお兄ちゃんってな感じやったんかな?
松陰神社
お城、木戸孝允邸、高杉晋作邸から、バイクで10分ほど離れた場所にある松陰神社。
お城からは、距離があったんですね。
幽囚の旧宅
松蔭に限らないけど、この時代、逮捕されたり、脱藩したり、みんな〝なにか〟頑張りたかったんやろね。
罰を受けて、幽囚になった杉家旧宅です。
松下村塾
ずーっと見たかった松下村塾。
松蔭が講義していた時間はじつは短くて、でもそのわずかな間、ここに明治の英傑が集まってたんやね。
みんな若い、ワイワイガヤガヤやったんやろうな。
伊藤博文旧宅
松蔭神社から徒歩5分ほど、初代内閣総理大臣伊藤博文の旧宅がありました。
瓦葺きの屋根が雨漏りを起こしているそうで、修繕工事中でした。
松陰神社と伊藤博文旧宅の間に、池田屋事件で亡くなった吉田稔麿誕生地碑がありました。
たしか23歳くらいで、亡くなってるんですよね。
惜しいね。
松蔭 誕生地・墓所
松蔭 誕生地・墓所に向かう途中、玉木文之進旧宅がありました。
松蔭の叔父さんで、松蔭の少年時代に大きな影響を与えたほか、塾を開いて、その塾名が松下村塾だった。
松蔭はこれを継いだんですね。
なのでこの旧宅が、松下村塾の名が発祥した場所になるんやね。
後記
さすが萩、お腹いっぱいです。笑
明治の新しい世の中を、作り、変え、支えていった、そんな時間の流れを感じますね。
吉田松陰は間違いなく狂人やったと思います。
とんでもなく熱くて、人を惹きつけ、やる気にさせる狂人。
高杉晋作にしてもそうやけど、この人らにもっと時間を与えてあげたら、どんなんやったでしょうね。
新しい世の中、明治を作った〝力〟は薩摩が大きかったのでしょうけど、力の元〝原動力〟になったのは、間違いなくここ萩から発信したんやろうなって強く感じました。
また来よ。笑