日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、気ままな日本一周バイクの旅を行っています。

2020年9月29日(火)

6月4日(木)に、プレ旅・四国攻めで来訪した松山城。(【伊予東予】城めぐり、右上検索窓で検索)
そのときは大洲城とともにコロナ渦で登城できず、昨晩、約4ヶ月振りに帰ってきました。

夜の松山初登城で、予習バッチリ、足少々筋肉痛な今朝のオレです。笑
夜登城した道を再度ホテルから、バイクを置いて、徒歩での7時スタート。
2往復目、笑、この日の出発です。

149、81松山城(愛媛県) ☆現存天守12城☆

昨夜と今朝の違い。
現在やからこんな事思うんやろうけど、違いなんてないやろね。
そもそも比べない。笑

昔は夜は真っ暗、陽が登れば活動、沈めば寝る。
でも現代人のオレは、比べちゃうんやんなぁ。笑

東雲口登城道

賤ヶ岳7本槍でも有名な、加藤嘉明像
松山の地名の名付け親であり、建設者です。
東雲口登城道
昔は、荷物の搬入メインだったとか
本丸へ続く、東雲口登城道
昨夜は、軽いライトアップがされていた。
説明、案内図
一番最初に、見えてきた太鼓門櫓
ライトアップでも、映えていた。
夜も、迫力があった石垣
やっぱりすごい。
比べ①
あんまり変わらんか。笑
ド正面
ビル4階分は、十分あると思う。

城内へ

いよいよ本丸へ
奥に天守が見える
戸無門
比べ②
この絵はなんかいい。笑
筒井門
行ったり来たり、門の連続だ。
筒井門にくっついて、その名の通り、隠れるようにある隠門
本丸に入る、太鼓門
本丸
南からの、眺め
どれが天守か?わかりにくい。
東からの、眺め
石垣、櫓の工夫がすごい。
北東からの、眺め
城下からは、こんな堅固だとは想像しにくい。
登城して、はじめてわかる堅固さだ。
北東角
工夫が凝らされてる。
鈍角な石垣を、眺める。
比べ③
夜の方が、石垣の色合いがはっきりわかる。
西からの、眺め
迫力負け?なんかドンドン高くなってるような気がする。笑
南西からの、眺め
もうなんか…高い!
南からの眺め、登城口
ぐるっと一周回って来て眺めると、より複雑、難解で堅城だ。
比べ④
ライトアップ綺麗けど、青空の方が綺麗かな?
乾門下から、石垣、櫓を眺める
城下から見る松山城の威容は、この部分が大きいと思う。

本壇

本壇、配置図
いよいよ本壇、城のど真ん中へ
右に曲がれば、一ノ門。
一ノ門
ここからは先は、どこからでも攻撃できる。
クランク折り返しに、二ノ門、三ノ門を抜けると筋鉄門
この辺りではもうやりたい放題、めちゃくちゃに攻撃されるやろね。
筋鉄門をくぐると天守閣、やっぱり連立天守だった。
ぐるっと一周の連立天守は、見た事がない。
もうただ四方八方ボコられ放題で、逃げ道なしって感じです。
連立天守内
はい出ました、笑、現存天守12城の急傾斜階段
天守閣、最上階
朝イチ登城なのに、人がわんさかやって来た。
人気だ!
天守閣から、東の眺め
左の町が道後温泉、右に石鎚山
天守閣から、北の眺め
瀬戸内海が望める
天守閣から、西の眺め
こちらも、瀬戸内海が望める
天守閣から、南の眺め
眼下に本丸、先に城下町が望める
天守閣最上階から見た、連立天守
これはすごい、見た事ない。
内門から、連立天守西南を見る
北東から見る、天守閣

黒門口登城道

西からの、登城道
黒門口登城道
昨晩もこの道で下城したが、真っ暗。
オバケ出そうで、めっちゃ怖かった。笑
ほぼ降りてくると、広大な二之丸跡が現れた。
黒門から、二之丸外周
こちらの黒門口登城道が、どうやらメインやね。
三之丸から眺める、全容

姫路城なんかはその威容から、「あかんわ、こんな城落とせんわ」みたいな感じで、最初から降参してまいそうやけど、松山城は「行ける行ける、落とせるぞ!」みたいな感じで調子乗ってたら、後で総動員フルボッコで全滅させられそうな、恐ろしいお城でした。

石垣なんかは津山城も凄かったけど、櫓や天守など建物があると、石垣も建物も相乗効果で何倍も凄いものに見えてくる。
昔はみんな、こうやったんやね。

戦国時代の真っ只中を生きてきた武将が、戦国末期に建てた城。
戦う工夫だらけの城、見応えたっぷりの松山城でした。
いや〜おもしろかった。

150、71福山城(広島県)

四国攻めを終えて、四国とさようなら。
しまなみ海道を爆走して、中国攻めに戻ってきました。
途中、橋上から、一昨日上陸した能島城も見えていました。

広島県に戻って、福山駅のすぐ横にある福山城
昔から仕事などでなんども来ていますが、登城は初めて。
しかし天守閣は耐震工事中で、2年くらいは登城できないって事でした。
名古屋城もそうでしたね。

登城口
説明、案内図
出迎えてくれたのは、櫛形櫓
御湯殿や月見櫓が見える。
伏見御殿跡
天守閣、工事中です。
説明板
二之丸にある、幕末の領主・阿部正弘像
幕末の動乱期、老中首座を務めた人物だ
二之丸から、火打櫓を望む
二之丸から、本丸石垣を眺める
本丸東にある、水野勝成像
徳川譜代で、はじめて西国領主になったんやって!知らんかった。
東上り盾御門から、東の景観
水野勝成像から、天守閣を望む

2年後以降、新しく博物館オープンしたら、また遊びに来るお城ですね。

そしてこの福山登城で、日本100名城・続日本100名城の完全制覇、150城目を達成しました。
節目の150城、やったぁ。笑

151、173新高山城(広島県)

この日の宿泊を三原市に決定し、三原駅前にある三原城は後回し、15kmほど離れた新高山城に向かいました。

新高山城三原城とも毛利元就の三男、三本の矢でも有名な知将、小早川隆景ゆかりのお城です。

登城案内図
わかりにくい入口
来た来た、ひさびさの山城だ。
説明板
鐘の段、ドンドン登って行く
番所跡
匡真寺跡
中の丸跡
本丸へ向かう道
本丸
本丸跡、説明板
大手門跡、説明板
本丸奥、詰の丸からの景観、左サイド
田園が美しい
本丸奥、詰の丸からの景観、右サイド
山のトンネルに山陽新幹線、その上の山の上に瀬戸大橋が見える。
肉眼はっきりだけど、カメラはボケてるかな。
本丸奥、詰の丸からの景観、正面
詰の丸には、石彫り神仏がたくさん
石鉄大権現石碑と阿修羅かな?
石に彫られた神仏
わからんけど、たくさんのいろんな姿の神仏があった。

小早川隆景が小早川家の養子になり、世に出ていこうとする隆盛期に居城だった城。
典型的な中世の山城でした。

152、172三原城(広島県)

実は新高山城に行く前に、場所を探しに来た三原城
ナビるとホテルのすぐそばで、駅近。
三原駅のロータリーにバイクを止めて、ちょっと探しに行くと、駅構内に三原城の入口が!
駐禁切られると思って急いで戻り、場所確認したので、先に新高山城に見学いきましたが、ちょっと笑ってしまいました。

新高山城見学後、先にホテルにチェックイン。
徒歩で三原駅へ…ううん…三原城へ向かいました。笑

三原駅です。笑
目を疑いましたけどね、敢えて登城口。笑
古図&説明板
三原はタコが有名なのかな?
天守台跡30mにツボった。笑
天守台跡入口
ツボのとどめ、あーおもしろ、笑った。
説明碑
城跡は完全に、電車に貫かれてしまったんやね。
こじんまり、公園になっていました。
駅からすぐで、高台になっているので、ベンチで憩ってる人たちがまずまず。
東の堀
北の堀
西の堀と山陽電鉄
池の左上の辺りに、めっちゃデカい錦鯉が大量

駅構内ってとっても斬新な、かつて名城の跡、ちょっと笑えるお城でした。

後記

明石城福山城三原城、それから小倉城なども、山陽線駅横、駅近にあるお城。
新高山城も真下に新幹線通ってるし、姫路城岡山城広島城なども、ほんの少し離れてるだけ。
お城のあった場所って、立地的に整備されてあったり、なにかと都合ええんでしょうね。

明日から広島、山口と移動して行きますが、まさかの雨予報。
いつのまにか雨になっている。トホホ
でも明後日から、また好天になりそうなのでガマンします。

松山城みたいな城、現れるかな?
萩の町、松江城は特に楽しみ。
もうちょっとで、中国攻めも折り返しです。