日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、気ままな日本一周バイクの旅を行っています。
2020年9月14日(月)
8月の酷暑が一段落してきたこの日、紀伊半島エリアにある日本100名城・続日本100名城の5城めぐりに行ってきました。
一泊二日の予定が、あっち寄りこっち寄りで、二泊三日になってしまいました。笑
日本100名城・続日本100名城の城めぐりと言いつつも、この日、危うく城めぐり0になりそうな寄りっぷり。笑
城めぐりというより、寺院めぐり。
全然信心深くない人間やのに…まあミーハーなんですね。笑
二泊三日の旅、初日です。
おまけ
いつもの投稿では、まず城めぐり。
それから寄り道した順番で投稿してたんですが、行った順番で投稿してみました。
なのでおまけスタート。
城めぐりメインでは、なくなってきている。笑
真田庵
6時出発、途中朝めし食べて、和歌山県高野山の麓にある、九度山に8時半頃到着。
関ヶ原合戦に敗れた真田昌幸・幸村親子、蟄居の地、真田庵です。
以前来たときよりも、周辺環境良くなっていました。
2016年の大河ドラマの影響ですね。
表裏比興の者と言われた戦国の知将、真田昌幸終焉の地。
ここを抜け出して、息子幸村が大坂の陣へ。
真田の家名が大きく取り上げられ、今日まで語られるようになっていくんですね。
すごいモンです。
世界遺産高野山・奥の院参道
九度山から山を登れば、すぐの奥の院。
やけど、迷うんやんな~。笑
いつもメインの道ではなく、林道から登ってしまう。
落ち枝をポキポキ踏みながら、高野山奥の院に到着です。
お堂の中を暗くして、なにやら法要っぽいのをやってはりました。
木漏れ日美しく、空気が良くて、オレのような人間でもシャンとできそうな奥の院です。
龍神スカイライン
高野山から南へ、龍神スカイラインは走り屋のメッカです。
連続コーナー、標高1000m超えの景観、峡谷がドライブにつきあってくれる、楽しい道路ですね。
熊野三社・那智の滝
11時半くらいに出発した高野山から、2時間半ほどのドライブ。
熊野三社のひとつ、熊野本宮大社に到着しました。
お参り完了後、この日の目的地、新宮城がある新宮市までもうちょっと。
国道168号線を熊野川沿いに南下すると、国道、熊野川を挟んで、2つの滝が出現。
水量は西の滝が多いけど、オレのタイプは東の滝かな。
景観が美しい…ここでひらめいた!
新宮市を通り抜け、ずっと見たかった那智の滝を見に行く予定を追加、決定。
熊野本宮大社から移動1時間、15時に到着。
ここには熊野那智大社があって、これに熊野速玉大社を加えて、熊野三社と呼ぶそう。
「アカン、また行くとこ増えた!」でコンプリート癖が出て疲れる。笑
先日の豪雨で、いつもの水量3倍との事って、職員の方が教えてくれました。
こんなけ流れ落ちてて、よー無くならんもんやって思う。
大地ってすごい。
ここから少し離れたところにある熊野那智大社。
ところが移動道が山登りで、けっこうキツイ。
バイクで登ればよかったのに…。笑
那智の滝を後にして、助かったのは目的地が増えた熊野速玉大社と新宮城がめっちゃ近かった事。
まず拝観時間ギリギリやった熊野速玉大社を参拝。
これにてコンプリート、やったぁ→ってやっぱり神仏とは無縁の人間やな。笑
142、167新宮城(和歌山県)
やっと目的地に着きました、17時を少しまわったところ。
新宮城は公園化されていて、24時間見学できたのでセーフ。
地元の高校生が写真撮影に来ていて、先生、生徒がいっぱい。
卒業アルバムの作成とかかなぁ、みんな礼儀正しく可愛らしい。
紀伊半島って雨が多いイメージなんやけど、そのせいかコケが多いような気がする。
バイクで走ってると最悪やけど、見てる分には覆い被さってて綺麗。
のんびり見学できた新宮城です。
後記
この日、他に見学したかったのは高野山の寺院、蓮華定院、西室院、金剛峯寺。
蓮華定院は真田親子が真田庵に移るまでの、最初の蟄居地。
西室院は小学5年生の林間学校で泊まったお寺、笑、黙想とか言われて笑ってたらどつかれた。笑
この2院はなんと隣同士でした。
金剛峯寺もすぐ近くにありました。
豊臣家の没落が始まる、関白豊臣秀次が切腹した部屋が残ります。
もう一泊してもよかったけど、後半天気が怪しいので、今回は見送り。
来年の夏の暑い日に、ゆっくり遊びに来ようかな。
さすが高野山は涼しげです。
この日の走行距離は、310kmほど。
山あり、川あり、渓谷ありで、ナイスカーブ、渋滞知らずの、楽しいライディングな1日でした。