日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、気ままな日本一周バイクの旅を行っています。

2020年6月29日(月)

青森フェリーターミナルから、津軽海峡フェリー14時20分出発、18時函館港到着で、初北海道上陸しました。

ブルーマーメイド号
お見送り、してくれんねんや。笑
ありがとう

雨上がり、道路がかなり濡れている、そんな初上陸でした。

2020年6月30日(火)

五稜郭五稜郭タワー志苔館を見学後、5号線、37号線を走って、室蘭市地球岬、そして36号線を走って、宿泊予定の苫小牧市を目指しました。

志苔館碑
この天気から↓この天気

地球岬

室蘭市、地球岬
霧で何も見えず

志苔館から室蘭地球岬まで、約150km。
急激に雲が広がり、温度が下がり、霧が出る。
本州で、もう7月で、しかもド昼で霧なんてあり得ない。
すごいね。

追っかけてくる雨雲から逃げているので、東へ東へ移動。
このまま苫小牧市まで、50kmほどの距離を稼いで、宿泊しました。

途中36号線辺りから牧場がたくさん現れて、馬が、サラブレッドが、たくさん見れました。

一番最初辺りに現れた、白老ファーム
この先も、けっこう牧場現れる
仔馬に睨まれる。笑

最近は、やらないですけどね、競馬。
昔はよくやってました。
競馬ファンにはこの辺り、たまらん町でしょうね。笑

2020年7月1日(水)

前日の函館〜室蘭地球岬〜苫小牧に至る天気の急変と、海岸線の風の強さ、大型車すれ違い時に飛ばされそうになる危険、今日も雨雲との競争になる事を考えて、行きたい候補地のひとつ、襟裳岬を諦めて内陸を走行、次の行きたい候補地、釧路市釧路湿原を目指す事にしました。

安全運転に気をつけてスタートしましたが、思いのほか好天。
雨雲が遅いのか?気持ち良く走り出す事ができました。

気持ち良く走っていると、いつの間にか道を間違えていました。汗
もう戻る事もしんどい距離なので、そのまま結局襟裳岬を目指すことにしました。笑

襟裳岬(えりもみさき)

襟裳岬に近づくと、また霧っぽく、天気悪くなってきました。
ただ前日みたいな強烈な風がなかったので、助かりました。

結局来てしまいました、襟裳岬
風極の地なんや〜
今日はほんならきっと全然マシな日なんや

苫小牧から走る事180kmほど、3時間半ほどの道のりでした。

吸い込まれそう、携帯落としそう
風吹いたら終わりやな
やっぱり襟裳岬付近から霧が出だした。
石碑
北の町ではもおお♫
やっぱり森進一やろ。笑
一番先端です。
眼下全景
白波も荒い

天気良かったら、絶景なんやろね。
でもちょびっと見れたから、来れたから、良かった。
道、間違っただけやけどね。笑

黄金道路

襟裳岬を後にして、すぐに現れたのが黄金道路
道路を作るのが大変で、お金がかかってるから黄金道路っていうんやって。
北陸の親不知みたいな場所やね。

風、しぶき、めちゃくちゃ長いトンネル、バイクボロボロ激汚れ
北海道は塩、雪で車すぐやられるんやろね。
綺麗な車が少ない。(ごめんなさい)

途中、体感的に5分くらいトンネルちゃうんってトンネルが2本あって、道路面は水浸し、温度計が20度から13度まで下がる、そんなきっついトンネルがありました。
そんなトンネルを自転車で走っている人が…すごい、タフやね、本州の人は軟弱かもね。笑

黄金道路抜けると天気が回復
道路沿いにかわいい滝が現れました。
フンベの滝やって!

襟裳岬を100kmほど過ぎ、釧路市まで残り80kmくらいになった頃から、この日のサイコーが待ってくれていました。

336号線、十勝〜浦幌(うらほろ)〜白糠(しらぬか)

雨雲遅れている、天気回復。
これぞ北海道って感じ、サイコーに気持ちいい
ラッコ橋やって。笑
大自然と十勝川
牧場いっぱい
モーって言ったら、こんどは牛に睨まれた。笑
想像していた北海道が、やっと現れた
これからが楽しみ

釧路湿原

思ってたより、釧路市内の近くだった釧路湿原
襟裳岬から180kmほど、やっぱり4時間近くの道のり、つご360kmほどのこの日のランでした。
Zありがとう、おつかれさん。

釧路湿原
ただ壮大
国立公園説明板
展望遊歩道案内図
単純やけど、こんなん好きです。
クリスタルな太陽光漏れ

見たかった釧路湿原
この日の予定ではなかったけれど、またまた雨に追われ、前倒しで見学出来てしまいました。

2020年7月2日(木)

一日雨になったこの日、釧路駅前のホテルで、潔く完全休養。
明日以降の体力回復と、この先の行動作戦を立てました。

ホテルまん前、ウミネコ?が鳴いてる

2020年7月3日(金)

お天気回復のこの日、まずは日本100名城・続日本100名城最遠目的地、根室半島チャシ跡群を目指してスタート。
8時半出発の11時半到着、ほぼ44号線一本、120kmちょいの快適ドライブでした。

途中、風蓮湖、根室駅に立ち寄り、根室半島チャシ跡群を見学後、20kmほど先の納沙布岬へ移動しました。

フウレンコ、名前がなんかおもしろい。笑
向かいの観光案内所で、丁寧にいろいろ教えてもらいました。
根室半島チャシ跡群
なんか、めっちゃ良かった。笑

納沙布岬

オホーツク海に面する、納沙布岬
北方四島、距離、方向図
北方領土の関連施設、案内、たくさんあります
こんな悲しい事件も、あったんやね
オホーツクラーメン、おいしかった
最東端ポスト

お土産とかめっちゃ買いたかったけど、バイクやからね。
うまそうなもんばっかり、車で行ってたら、お土産代で倍金使うな。笑

釧路〜風蓮湖〜根室〜根室半島チャシ跡群納沙布岬、ここまで150kmほどの旅。

後半戦、200km?

納沙布岬から、行きたい目的地のひとつ知床半島を通って、ひさびさのキャンプ泊をするためナビ検索しました。
目的地200km、ガクッ、おいおい今日もまた350km、まあ慣れたけどね。笑
Z、ごくろうさん。

昨日からまさかまさかの極暖ヒートテックを上下着込んでいます。
それでも寒い、さすが道東、噂に違えない。

本州走ってたときは、「荷物やな、これっ」って思ってたけど、もう1枚欲しい。笑
この日はそこそこ晴れて、一番最低バイク温度計が14度、最高20度でした。
もし雨、風があったら、体感あと10度は下がると思う。
あと1週間ほど、好天を祈るばかりやね。

知床峠

寒さ対策でカッパまで着込んで、走りだした後半戦。
確かにええ景色やけど、まあ今までと一緒…と思いきや、峠に入ると一変。
今までこんな峠は、走った事がない。
サイコーでした。

羅臼岳に見惚れてたら、キツネと遭遇
撮影できんかったけど、オレがうわってビビったら、キツネもビクッってなっとった。笑
登って来たワインディングロード
天気良い日に、毎日走りたい峠

バイク温度計14度。
さっきまで、「さむぅ」って震え気味やったのを忘れてる。
すごいすごいって、ずーっと見惚れていました。

羅臼岳カッチョいい、絶景。笑
山頂付近、ちょい雪残ってる
マジ、この峠、惚れました。
こんな峠は生まれて初めて、サイコーです。
ただ絶景
雄大だ

山を降りるとき、バイクでコケてるオッチャンと遭遇。
起こせない様子だったので、お手伝いしました。
ケガがなくて良かった、オレも気をつけないと!

国設知床野営場

ひさびさのキャンプ泊、国設知床野営場にやってきました。
さあ実験です、この寒さに耐えれるかな。

キャンプ場からオホーツク海に沈む、素敵な夕陽が見れました。
夕陽が沈むのもひさびさに見るかも…こんな美しい夕陽が見れてないなんて、日常って大したことないのに、忙しいんかなぁ。

オホーツク海に沈みゆく夕陽
ただ美しい
今日も一日ご苦労さん

距離走って、寒くて、しんどい一日やったけど、めっちゃくちゃ良い一日でした。

2020年7月4日(土)

キャンプ場の寒さの中のテント生活、なんとか耐える事ができました。
昨日の夕陽は19時に沈んでいきましたが、3時半前にはもう明るくなってきています。
日本一、朝陽の早い町です。

この日は、最終的に網走泊にするつもり。
まっすぐ走ると100kmもないほどですが、近場?屈斜路湖摩周湖阿寒湖を見学して、美幌峠〜網走へ向かう、ぐるーっと1周回る、そんなプランを立てました。
最後にオチがありましたけど…。

屈斜路湖(くっしゃろこ)

キャンプ場を8時に出発、途中オシンコシンの滝ってのがあって、「おもしろい名前、笑」ってスルーしてしまったんやけど、名所でした。
残念、失敗失敗。笑

ちょこちょこ道に迷いながら90km、10時頃に屈斜路湖に到着しました。

屈斜路湖、砂湯って地名のよう
右側に中島って島が…後ほどオチが…。
かわいいボート
北海道いうたらジャガイモやんって事で、食べました。
ふつうです。笑
出た!クッシー
ネッシー伝説が屈斜路にも!チビんときに本で見た事があります。
ここやったんや。
テントが張れる、のどかな湖畔でした。
左側に中島って島が…後ほどオチが…。

次に20kmほど離れた、摩周湖に向かいました。
途中急に煙モクモクな山が現れ、硫黄山の看板が!
聞いたことあるある!で、すかさず立ち寄りました。

硫黄山

すごい景観、煙モクモク硫黄山
熱いんやって。
確かに熱気が、それと臭い。
身体に悪そう、毒ガス的な…ゴメン
熱気が、すごい
黄色に変色してる
近い!毒ガスが…ゴメン
駐車場側の景色もすごい
煙で見えないが、すごい谷間になっている
遠景、迫力あった
で、つい硫黄山温泉卵を買ってしまいました。(塩つき、100円)笑

急遽発見で立ち寄った硫黄山
硫黄山そのものもそうやけど、まわりの景観も凄かったし、めっちゃ迫力がありました。
見れて良かった。

摩周湖

硫黄山を後にし、当初予定通り〝霧の摩周湖〟へ。
湖なので平地かなと思いきや、登る登る、23度あったバイク温度計が13度へ。
天気急遽、雲?霧やん、そして出た!野生の鹿!
なんで湖で、こんなに登んねんって思いながら、ブルブル震えて到着しました。

はい、なんも見えません。笑
案内板
地球岬に続き、2回目の霧なんも見えん攻撃
霧の摩周湖って歌があるから、らしいか笑

鹿の攻撃

摩周湖に向かう登り、ヘヤピンコーナーで、2匹の野生鹿と遭遇しました。
おそらく親子。
バイクは止めず、見つめながら通り過ぎようとすると、バイクに突っ込んでくる素振りを見せました。
きっと子鹿に危険が及ばないように、威嚇したんでしょうね。
止まって写真とかはダメですね、怖い怖い。
鹿の親子愛を見ました。

阿寒湖

摩周湖の山を下りると霧は晴れましたが、午前中のような快適感がなくなり、寒い。
山頂で完全に冷えました。
1時間ちょいほど頑張って、阿寒湖到着。
この日の累計距離、ここまでで170kmです。

観光客多い、阿寒湖
どんよりお天気
お土産屋さん多し、温泉街
観光フェリー船

コロナ騒動がなければ、今頃海外の人多数で賑わってるんやろなって、想像できる温泉街でした。
お土産屋さん多数で、ここは泊まってたら、よーさんお金使ってしまうところです。笑

美幌峠

本日のメイン、美幌峠
ここを通りたいが為に、知床から直接網走に向かわずに3湖めぐり、特に阿寒湖を通ったのに、どうやら道、また間違っていました。笑

道の駅、案内図
美空ひばり、歌碑
オカンが好きやった
景観図
なんか見た事ある島が…屈斜路湖や〜笑

屈斜路湖をぐるーっと、391号線から243号線で回れば美幌峠にたどり着いたのに、阿寒湖まで行って、240号線で行こうとしたのが間違いでした。笑
美幌峠が、午前中行った屈斜路湖砂湯の反対側にあるのも知らんかったし…。
まあ阿寒湖見れたからええか。笑

ぐるーっと回れば、ええだけやったんやね。
えらい遠道。笑
上記、中島写真の左サイド
ワインディングロードが見える
美しい中島
ちょびっとワインディングと中島
中島、右サイド
展望台尖端からの眺め

すごい絶景、めっちゃ広大な美幌峠のパノラマでした。
これは見ないと阿寒湖(アカン)やつですね。笑
来て、見れて、良かったです。

美幌の見学終わり、この日の宿泊地網走へ向かう途中、オレにぴったりの丘を見つけました。笑

メルヘンの丘、オレとは真逆やな。笑
メルヘンの丘、まさに!って感じでした。

さらに道中、網走湖を発見。
湖三昧な一日でした。

網走湖
カヌーが盛んそうでした。
網走駅、ホテル到着

知床(オシンコシンの滝、見逃す)〜斜里〜弟子屈(屈斜路湖硫黄山摩周湖)〜阿寒湖〜美幌(美幌峠)〜網走の300kmほどの旅でした。

2020年7月5日(日)

サイコーの好天で迎えた朝。
網走スタートで、まず博物館網走監獄を見学に行きました。

入口
館内、有名な赤レンガ門
旧府庁、監獄の管理棟として使われていた
通用門
水門
水門、天気良
ほんの少し前の裁判所
法廷、リアル
囚人寝床、枕丸太、人形リアル過ぎて怖い。笑
獄舎
獄舎、長廊下
通信手段の絵、伝書鳩ってホンマにやってたんや
哨舎、中央見張所
哨舎内部
独房など各所遠景
最後に…現代のモノホン

博物館網走監獄、めっちゃ良かったです。
囚人とはいえ、この人たちの力がなかったら、北海道、網走開拓なんてなかったのかもしれませんね。

南下するロシア、防備を急ぐ明治政府、囚人を使う過酷な環境、大変な時代の上に現代があるんですね。
そんな昔じゃないですからね、おじいちゃんのおじいちゃんくらい。
平々凡々な時代、感謝ですね。
めっちゃ勉強になりました。

ここからは、230km先にあるクッチャロ湖湖畔キャンプ場を目指します。
本日の寝床です。

サロマ湖

道中、サロマ湖を発見。
湖シリーズ、続いています。笑
ただデカいです。

道中、サロマ湖
海かってくらいデカいです。
塩?引いている?
道中、おやつ
Seico martのおにぎりウマシ
北海道来てからしょっちゅうお世話に!
道中、道の駅
遊園地があった

神威岬(カムイエトゥ)

クッチャロ湖までもう少しってところで、圧倒的な存在感で迫ってきた景色がありました。

神威岬
説明板
昔から大切にされてる場所なんですね。
Zと神威
族っぽくっていいね…すみません。笑

クッチャロ湖湖畔キャンプ場

今までのキャンプ場で、いちばん良かったです。
これで設営費400円!ヤバイ‼︎

贅沢な寝床
ただ美しい

特等席の夕陽がいただけました、サイコーです。
本日の走行距離240kmくらいかな。
北海道来て、初めて暑いって感じた日でした。

特に博物館網走監獄、みんなTシャツ短パンなのに、オレ、ヒートテックやからね。笑
オレが監獄やわって思ってました。笑

2020年7月6日(月)

クッチャロ湖湖畔キャンプ場で、話し相手になってくれはった道民のおじさんから、ええキャンプ場があるって情報教えてもらったので、本日はこのキャンプ場を目指して、8時半頃の出発。

エサヌカ線宗谷岬ノシャップ岬オロロンライン初山別みさき公園キャンプ場の約200kmの予定でレッツゴー。

エサヌカ線

8〜9kmのまっすぐ道路、平坦な草原、鹿6頭の群れに思いっきりメンチ切られながら、颯爽と横切られました。笑
アイツら、あんなスピードで草原駆け抜けて、脚挫いたりせえへんのかな?って思いました。笑
オレやったら絶対捻挫するね、自信あるわ。笑

エサヌカ線の最初と最後が、直角に曲がってるのが笑う。
直線ずーっと続いて、いきなり直角やからね。
看板なかったら、全員突っ込むやろね。
ダチがチビんときやったら、看板あってもアホやから気づかんで、160kmで突っ込んで、曲がりきれんとクマの餌食やね。笑笑

まさに天国へ続くような、そんなラインでした。
サイコーでした。

パットパットゴルフみたいなのが、よーさんいろんなところにあって、ノリ的にはゲートボールとショートコースの間ぐらいな感じ?なんですが、そのコースのクオリティがヤバい。

宗谷岬の少し手前、すぐ横はオホーツクの海、この日は超強風、もう絵的に完全にスコットランドリンクスやんって思いました。
念のため、もう一回言っとくけど、パットパットゴルフやからね。笑

球浮いてないからね、ゴロフやからね、ちゃんとやろうよって思う。笑

宗谷岬

いよいよやって来ました、〝最〟北端の地。
ここに近づく30kmくらい手前から、やばい強風。
そして絶景っていうのも、もう当てはまらない。
地球を感じるような景色でした。

やっぱり来て良かった。

途中、全力で飛び出して来た鹿が、オレにビビって慌てて戻ろうとUターン。
思い切り滑ってコケながら、森に消えて行きました。
絶対、脚ズルむけやろっと思いながら、ちょっと笑ってしまいました。

でも鹿って、バイクの気配とか分かってないみたい。
いきなり出て来るから、ホンマ危ないね。

宗谷岬の灯台が見える、遠景
この辺りの景色はヤバい、地球を感じる。
北海道でも最高級やないやろか。
〝最〟北端の地
バイク、考えて止めんと、風で転かされそう。
オホーツク海、この先43kmでサハリン
バイクで1時間かからない。笑
間宮林蔵と最北端の地、説明板
間宮林蔵像
宗谷岬で買ったおやつ、一個オマケしてくれた。笑

宗谷岬に近づく、地球を感じる景色には感動しました。
バイクは風で飛ばされそうで、死にそうでしたけどね。笑

稚内湾〜ノシャップ岬

非常にきれいな稚内の海。
しかしこの日はバイクを持って行かれるほどの強風、宗谷岬ノシャップ岬も、バイクの止め方にも気を使いました。
変な方向で止めたら、倒されそう。
この後も50kmほど、つご100kmほど、神経使う強風の中を無事走り抜けました。

観光ガイド
ノシャップ岬
ノシャップ岬、左後方に利尻富士が見える。
ノシャップ岬で、カニラーメンを頂きました。
オロロンラインに向かう道中、サロベツ海岸
後方にやっぱり利尻富士

オロロンライン

工事車両がけっこう走っていて、期待していた感じではなかったオロロンライン
たぶん数年後、道が新しく出来たりしてて、ずいぶん変わったりするんでしょうね。
今回はエサヌカに軍配です。

西のエサヌカ、東のオロロンらしいけど、オレはエサヌカが良かったです。
サロベツ国立公園から、利尻富士を望む

初山別みさき台公園キャンプ場

クッチャロ湖湖畔キャンプ場で、道民のおじさんに教えてもらった通り、コストサイコー、景色良、きれいで、完璧キャンプ場でした。

2日連続で、ナイスキャンプができました。

右下が、今日の寝床
今日の寝床、ノシャップ岬方面を望む

これが今回の旅で見れる、最高の夕陽になると思います。

18時半
19時
19時15分、右に利尻富士が見える

根室から知床、オホーツク海沿いを北上し、宗谷岬に達したこの道中は、おそらく北海道の中でも最高やと感じました。

宗谷岬を過ぎた事で、オホーツク海とサヨナラし、再び日本海が現れました。
方向的には帰路に向かいます。
宗谷岬まで、大阪を出発してから約4000kmの旅でした。

2020年7月7日(火)

朝起きたら、なぜか筋肉痛。
昨日の強風を、ずーっと受け続けての事みたいです。笑

この日の予定は、まず232号線を南下、途中から日本海沿いをサヨナラし、239号線を士別方面ひさびさの内陸へ、そこから40号線、273号線で三国峠を目指しました。

途中、層雲峡、大雪湖、糠平湖を通って三国峠へ向かうのですが、あまりに快調に走り抜け、シャッターチャンスすべりまくりでした。笑
特に層雲峡は、ええ雰囲気でした。

続く湖シリーズ
大雪湖の反対側、大雪山を望む
残雪がいっぱい

三国峠

この日のメイン、三国峠
紅葉の季節はヤバいらしいです。
でも紅葉の季節は、もうバイクじゃ無理やね。
今度はちっちゃいジープがいいなと、新たな野望を抱いてます。笑

三国峠の絶景
説明板
100万年前に形成されてるって、すごい
絶対、未確認生物おるわ!笑
対向車線で撮影してるライダー発見。
なんやろって見に行ったら、これはもしかしたらタウシュベツ橋梁ってやつの一部じゃ…
ラッキー

その後の道中、センターラインから動かない、口になんか咥えたキツネに遭遇。
こういうのを見ると、バイクがセンターラインに寄っていく。笑
ビビりながら、その後も快調に走り続けて帯広到着。

まだ15時前だし、もう少し走ってみるかっとも思ったけれど、天気が崩れて来てる。
進むと雨、走行300km超えてるし、ホテルで休む事にしました。

スーパーホテルPremier帯広駅前で、宿泊。
バイクも立体駐車場で、雨に濡れないので良し良し。
フロントスタッフのおねえさんが、親しく会話してくださって、ホテルも綺麗で良かったです。

明日、道内は雨多し。
明後日は天気回復するので、北海道2回目の雨宿り連泊する事にしました。
連泊がここで良かった。
う〜ん良いホテル、強風で痛んだ体が休まる〜リラックス。笑

帯広駅前、静かな町です。

これからの予定は、富良野(ラベンダー牧場見学)〜旭川(旭橋、神居古潭)〜札幌(羊ヶ丘展望台、時計台、大通り公園)〜小樽(小樽運河)〜支笏湖〜洞爺湖〜上ノ国勝山館松前城〜函館山です。
北海道日記もいよいよ後半、城めぐりもそろそろ復活です。

2020年7月8日(水)

帯広の天気は曇り。
本日は雨宿り完全休養日。
ホテルで洗濯、ネット系のやるべき事をできるだけ進めておき、今後の作戦を決める。
そしてコイン洗車場を見つけたので、ここまでの旅を支えてくれているZを、きれいきれいにしてあげました。笑

洗車場でコイン入れ1分くらいしたら、思いきり雨降ってきました。
あと1時間は降らんはずやのに…。

一番ええコース(洗剤や撥水ワックス?が出るコース)だったので、時間が長い。
なので5分間くらい、雨降ってんのに、バァーってやってました。笑
屋根もないコイン洗車場で、オレがびしょ濡れになりながら…通りすがりの人にはコソッと、近くの現場のにいちゃんには思いっきり笑われました。笑

立体駐車場に戻って、ピカピカに磨いてあげました。
塩はほっといたらサビるからね。

2020年7月9日(木)

天気良し、体力完璧、バイクピカピカでサイコーやったけど、余裕こき過ぎて9時前の出発。笑

まあ慌てず行こうと、富良野(ラベンダー牧場見学)〜旭川(旭橋、神居古潭)〜札幌(羊ヶ丘展望台、時計台、大通り公園)〜小樽(小樽運河)〜支笏湖〜洞爺湖と、行きたいところに行けるとこまででって感じで、出発しました。
しかしこのアバウトさと遅出発が、この日のアウトに…。

狩勝峠

帯広から富良野に向かう38号線。
途中、狩勝峠ってところを通りました。

絶景
展望台からの眺め、右サイド
壮大
展望台からの眺め、左サイド
走って来た道、帯広の町、海が見えた。

思いがけず、良い景観のところを通れてラッキー。
素晴らしい眺めでした。

ファーム富田(富良野)

帯広から2時間ほど、富良野に到着、有名なファーム富田に行ってみました。

木曜日の午前中だというのに、けっこう遊びに来てる人多いです。
ちょー人気なんですね、ここ。
今は外国の人も少ないけど、以前の様に外国の人もいて、休日でってなったら、とんでもない人でしょうね。

ラベンダーと富良野の町
ファーム富田
働いている人の制服も、ラベンダーカラー
ちょうど今、シーズンなんですね。
この1ヶ月で年間売上が達つそう、すごい。
カラフル
家の庭がこんなんだったら、毎日楽しそう。笑
ただ美しい
花を愛でるようなガラやないけど、ホンマにキレイでした。
アップ、いっぱしの観光客。笑
オレはこっちかな。笑
ラベンダーソフト、おいしかった。

眺めてるだけで幸せになれる、ファーム富田でした。

就実の丘

旭川までもうちょっと、旭川空港の近くに、就実の丘って絶景ポイント、まっすぐロードがあるとの事で、寄ってみました。

段々のアップダウン、前の車、消えます。笑
ドラマでも、よく使われるそうですよ。
一番高いところの説明板
就実の丘から、初めて見る旭川の町
雲に隠れる旭岳をバックに、パシャリ
就実の丘てっぺんから、旭川へ向かう道
アクセル全開やったら、飛べるかも!笑

てっぺんの風景は、ずーっと見ていても飽きない、素晴らしい風景でした。
そして旭川空港の側を通り抜け、旭川市へ到着。

旭橋

石狩川と旭橋
由緒ある橋だそう

神居古潭

旭川から札幌へ移動する道中、旭川から少し離れたところに、神居古潭がありました。

アイヌの大切な場所
説明板
伝承
難所、奇岩どころに橋がかかる
南富良野辺りで頻繁にあったが、食べ損なってた〝ゆでもろこし〟
神居古潭からの道中で、みっけた。
ウマシ!

羊ヶ丘展望台

旭川から12号線を札幌に向かう道は、都会に向かう道で、これまでの様に快走とは行きませんでした。
遅い出発も堪えてきて、羊ヶ丘展望台の終園時間ギリギリ、17時前に札幌到着になりました。

少年よ大志を抱けのクラーク博士像
札幌の町、札幌ドームが見える

景色がきれかったので、またいつか来たいと思います。
夜景も綺麗でしょうね。
時間切れ、残念。

大通り公園と時計台

いつもテレビで見るとこや。笑
人通り、めっちゃ多かった。
札幌は、普通に都会ですね。
ベタやけど、時計台

この日はキャンプ予定やったけど、時間が中途半端になってしまって、その上大都会。
ホンマはもうストップせなアカンねんけど、もう少し小樽方面に進んでみる事にしました。

小樽運河

結局、小樽到着。
でもキョロキョロ、メシやキャンプやスタンドを探しながらの走行、この時間帯、危ない危ない。

小樽運河到着
夕暮れの小樽運河
これはこれで風情
小樽駅

結局キャンプ場見つからず、小樽まで走ってしまいホテルイン。
これも土曜が雨っぽいって事で、ちょい無理しました。
こういうのが、一番あかん、一番危ない。
早め早めで行動しないと、この日は反省です。

2020年7月10日(金)

明日の朝早くから函館近辺は雨模様との事で、予定していた支笏湖〜洞爺湖、そして洞爺湖近くでキャンプをする計画を諦めて、いっき城2城を見学、函館に向かう事にしました。

函館でホテルインして、雨をやり過ごす作戦。
距離500km走りながら、400km先、松前城の見学時間制限もあるので、昨日の反省を活かして、早朝5時前出発。

メイン229号線一本で、積丹岬神威岬上ノ国勝山館松前城まで、一気に目指しました。

この日のメイン、229号線は奇岩だらけ
早朝は幻想的

積丹岬(しゃこたんみさき)

小樽から1時間ちょいほど到着、しばし朝のお散歩開始です。笑

案内板
灯台
朝陽の輝きが美しい
小さなトンネルを潜ると、島武意海岸へ
美しい海

積丹岬を後に、神威岬まで30分かからないほどの移動。
風がビュンビュン出てきました。

神威岬

宗谷岬の手前にもありました、神威岬
土地土地で、神様が祀られてるんでしょうね。
強烈にすごい場所でした。

案内碑
岬へ向かう道
入口
昔は女人禁制だったんですね。
龍の背中の様
ヤバい、ちょー強風
ワクワクする絶景
灯台、説明板
岩場からの撮影
足場定まらず、風で携帯持っていかれそう
岬、東側
尖端岩場から、後方灯台を見る
美しい海
けど、ヤバい、携帯落とすぅ
尖端、ホンマにカッコイイ
帰り道
絶景、万里の長城みたい、行った事ないけど。笑
女人禁制の門も見えている。
今は観光客が楽しんでる場所やけど、こんなかわいそうな過去もあったんやね。
村人さんたちの気持ちのこもった、念仏トンネル
大事やと思う。
神威岬、全景

途中に通行禁止柵があって、強風の時は尖端までいけない事がしょっちゅうあるそうです。
今日はそんな強くなくて、尖端まで行けて良かったねって言われたけど、「じゅうぶん強いわっ」って心の中で突っ込んでました。笑
体は持ってかれる、携帯は指の力抜いたら離れそうでした。

昨日無理した事でルートを変え、支笏湖〜洞爺湖ルートを諦めてこちらへ向かったわけですが、結果オーライ、ここは来れて良かった。
オレの中で、北海道五景の中に入りました。
いや〜良かったです。

神威岬だけからしばらくして、弁慶岬
なんで弁慶が北海道に???
江差町付近、開陽丸があった。
ひさしぶりの城めぐり、上之国勝山館到着

【渡島】城めぐりでも書きましたが、上之国勝山館を後にして松前城に向かう道中、10分ほど走り出した頃、ついに出ました‼️クマ‼️
バイクの前を走っていた軽車両の前を、軽の半分くらいはありそうなデカイ熊が、すごいスピードで国道を横切りました。

途中片側車線規制で停車したとき、軽車両のお兄さんと喋りました。
お兄さんも、こんな間近であんなデカイの初めて見たって、ビビってはりました。

この北海道旅で目撃した野生動物、クマ1、シカ9、キツネ4でした。
バイクはコケるからね、こわいね、怪我して動かれへんかったら食われるね。

出た!クオリティの高いパットパットゴルフ、こんど来たらいっぺんやってみよ。
後ろの山が、クマが飛び出た山。
函館へ向かう途中、今度は咸臨丸が飾ってありました。

18時過ぎ、函館到着。
函館へ、12日振りに帰って来ました。

これで北海道ランは終了。
1日平均300km近くは走ってると思うので、Zもよく頑張ってくれました。
大阪経つ前にオイル交換してあげたけど、帰ったらまたすぐオイル交換やな。笑

天気さえ良ければ(クマは出てきたらアカンで!)何周でもしたい、そんな素敵な道の、風景の、数々あった北海道でした。

2020年7月11日(土)

函館のホテルで雨宿り予定が、さほど降らずに少し天気が遅れている模様。
明日の朝に少しかかりそう。

この日はフリーだったので、函館の夜景を見に行って来ました。
函館駅前から、歩いて函館山へ。
ロープウェイまで、トロトロ歩いて40分ほど。
時間が17時くらいで、早く上がってもまだ明るいので、歩いて登ってみました。

夕方の山道は、ちょっと怖くて急ぎ足。
標高300mほどの函館山、40分で登りました。(夕方はアカン、やめとこ、反省)
帰りは真っ暗なので、もちろんロープウェイで帰りました。

観光案内図
綺麗な花と、函館山
路面電車と、函館の坂道と、函館山と。
赤レンガ、説明板
雰囲気あります。
夜景になると、さらに雰囲気アップ
雨もシャレてるね

新島襄海外渡航の地

大好きな人物のひとり、同志社大学の創始者、新島襄。
150年程前、海外渡航(密航)は死罪の時代に、1年もかけてアメリカボストンまで行き、10年の歳月を海外で過ごした人物です。

いったいどんなモチベーションで、渡航したんやろ。
渡航自体が死罪じゃなくても命がけで、それでも行きたいなにか。
その〝なにか〟が知りたいな。

説明板
海外渡航の地碑

おじいちゃんのおじいちゃんくらいの人。
そんなに遠い人じゃない。
今よりは間違いなく不自由な時代、だからこそのエネルギーなのかもね。
尊敬できます。

函館山

散策コース案内図
旧登山コースで登りました。
ちょい急ぎ足で40分
17時40分の函館山からの眺め
天気が良かったら、きっともっと綺麗やろね
19時15分、小雨
19時30分過ぎ
もうちょい待った方が良かったけど、人いっぱいだから、もう降りました。
さすが、土曜の夜
ゴンドラ越しの絵
雨粒と夜景が、ええ感じでボヤけてカッコイイ
美しい
函館山を降りるゴンドラも写ってる
雨もシャレている
映画で出てきそう
夜の函館駅
これで北海道とは、お別れです。
またね

後記

北海道、14日間、2600kmほどの旅、素晴らしかった。
一度来たら虜になる、ライダー天国なんて聞いてたけど、ホンマやね。
特に羅臼から斜里の知床半島浜頓別から猿払〜宗谷岬神威岬はホンマ感動しました。

もう一回必ず来よう。
次回は車かな(クマにビビってるわけではない笑)、なぜならゴルフめちゃくちゃやりたくなりました。
クラブを持って来てラウンドして、キャンプ三昧で、絶景見まくり、出来たら紅葉も見たい三昧で…新しい個人的野望の発生です。笑

オレがみんなを連れて来たつもりやけど、ホンマは、みんながオレを連れて来てくれたんかもしれんな。
サンキューみんな、ありがとう北海道、楽しかった。

ほんでZ、ご苦労さん。
帰り道もヨロシクな。

投稿者

まさwz

大阪在住。ゴルフコーチで営み、バイク、サックス、株式投資を愛する一般市民です。 日本の天守閣めぐりの旅を基軸に、日本二周目の気ままなバイク旅を行っています。

🛵北海道日記🛵件のコメント

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