日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、バイク日本一周の旅を考えるようになったのが2019年の夏。

2020年6月から本格行動する予定に先立って、ブログ更新練習、2019年夏からの撮りためた記録を残していきます。

24、55千早城(大阪府)

出発

本格冬の到来!
チビんときにバイク乗り倒していたとはいえ、よう考えたら春夏秋しか乗っていないような・・・。
あぶない、コケんようにしないと!

2019年12月5日(木)、大阪府南河内郡千早赤阪村、奈良県高市郡高取町へ行ってきました。
陽も短く、寒さ対策として行動時間短縮できるよう、12月はご近所城攻めを行う予定です。

レストランまつまさ

日本100名城・続日本100名城のスタンプ設置場所、レストランまつまさがこの日の最初の目的地。
大阪府富田林市を抜け、2時間程で到着。
千早城のスタンプをゲットしました。
お店の親切な方が登城口を教えてくれて、駐車場代も少しオマケしてくれました。笑

レストランまつまさから金剛山2合目までの道中20分ほど、これだけでもちょい息あがり。
2合目地点の分岐点、左が金剛山登山道、山頂まで1時間ほどかかるそうです。
右が千早城、10分かからない程度で到着です。

千早城と金剛山登山道2合目の分岐点付近
右折千早城へ
千早神社
本丸跡
案内板
千早城址石碑
本丸跡へ続く石段
本丸跡へ続く、曲がりくねる石段
本丸跡へ続く、直線石段
登城口

どうやら金剛山2合目から、千早城本丸跡に裏手から入城した模様。
千早城本丸跡をまっすぐ進むとどんどん石段を降りていく。
すると登城口に到着しました。
やっぱり反対から登ってたんですね。笑

おかげ様で楽できました。
登城口から登ればけっこうキツイ勾配の石段、下ってきたので助かりました。
すれ違う本丸跡を目指す方たち、みなさんしんどそう、息あがっておられました。

25、61高取城(奈良県) ☆日本三大山城☆

千早城出発後、ごはんを食べ、1時間ほどバイクを走らせて高取城に到着。
高取城周辺から〝日本最強の城 高取城〟の登りが多数ありました。

入り口付近に車2~3台停めれそうな駐車場がありましたが、もう少し進めそうなので1~2分ほど登り、登城口のそばに駐車。
この1~2分が後ほどアウトな結果に・・・。

大手道登城口
大手道登城案内図
本丸まで1836m
大手道、登城の始まり
史蹟高取城址石碑
大手道七曲り案内図
本丸まで1704m
大手道七曲り、本当にクネクネ
大手道沿い石垣
この自然な石垣の積み方はファンにはたまらないでしょうね
大手道
ところどころ大手道支える石垣
大手道一升坂
米一升加金して運搬役夫を激励した急坂、一直線です
大手道沿い
どれだけの建物があったのだろう、想像を掻き立てられる
ここまででもけっこうスゴイ!
大手道ところどころ史蹟高取城址石碑
興味をそそられる切れ込み
大手道脇、岩屋不動への入り口
岩屋不動
岩屋不動
みなさん強そう
猿石
ユニーク

二の門跡

登城口より30分ほど経過、二の門跡に到着しました。
ここまででもすごい城だ!ってテンション上がり気味です。

二の門跡案内図
本丸まで872m
二の門跡、奥へ大手道
二の門跡から水堀を見る

さらにテンション上げる景観に遭遇。
今まで見た事のない、山城には珍しい美しい水堀がありました。
なんと大阪湾に注ぐ大和川の支流、高取川の源流なんですって。

二の門跡前、美しい水堀

国見櫓跡

国見櫓跡案内板
本丸まで763m

奈良、大阪を望む国見櫓跡、絶景です。
あべのハルカスが見えました。

国見櫓跡からの眺望
国見櫓案内板

国見櫓からいろんな門構え、櫓のオンパレードです。

矢場門跡
松ノ門跡
宇陀門跡
千早門跡
在りし日の高取城写真とCG再現図
大手門跡案内板
本丸まで289m

大手門跡、二の丸跡

これより大手門跡をくぐれば二の丸跡
一気に石垣模様が迫力を増してきます。

大手門跡
大手門跡、奥
十三間多門跡
十五間多門跡
太鼓櫓跡
新櫓跡
日本三大山城説明板
へえ~そんなんあったんや
備中松山城だけ過去登城あり
二ノ丸跡から本丸跡を望む
二の丸跡、本丸跡を望む高取城址石碑
旧地名土佐の城の石碑
雪の白さと城の白さを重ねた歌

本丸跡、天守跡

登城開始から1時間。
ついに到着、本丸跡です。
こんな大規模なお城とは思いませんでした。

ユニークなお出迎え
本丸跡案内板
本丸跡
本丸跡から天守跡を望む
本丸跡、南の石垣
本丸跡から南方面を望む
天守跡から本丸跡を見る
天守跡から入城口、本丸跡を見る
天守跡、西端の細工石垣
天守跡から二の丸、新櫓跡を見下ろす
天守跡から二の丸、山下を見下ろす
天守跡から北方面を望む
登城路を振り返る

高取城の名はずっと前から知っていたが、こんなすごい、おもしろい城だとは全然知らなかった。

登城口から登ってくるにつれ、石垣造りや大手道が少しずつ洗練され、規模が大きくなっていき、最後は名城レベルになっていく。
建物が残っていたのなら、どんなんだったんだろう?
ご近所にこんなすごい城があったなんて!まさに見どころたっぷりのお城でした。

赤阪城(おまけ)

千早城に向かう途中、偶然発見しました。
さっそく携帯で調べる調べる!
便利な世の中だ。笑

バイクで進んでみるとすぐに中学校に当たり、これ以上は進めなかったです。
徒歩しか無理のようですね。

今回は先を急いだので、またの機会にしました。

千早城に向かう途中、石碑を発見
赤阪城址

後記

時速1kmで超気をつけて下りましたが、苔で前輪ロック!
そのまま倒してしまいました。

いや~おもしろかったと満足感いっぱいで高取城を下城。
時間まだあるし、もう1城、大和郡山城も攻めていくか!なんて気持ちになっていました。
しかしこの後、やらかしてしまいました。。。

ずっと気をつけているつもりでしたが、やっぱり油断、経験不足だなあ。
まだ行けると思って、登城口まで登ってしまってるんですよね。
下りがヤバくなる事が、わかっていないんですよね。

城跡ってほとんど山の中で田舎道が多い。
人通り少ない、日当たり悪い、路面温度低い、苔、落ち葉でヤバい状況。
登りは行けても・・・そりゃあそうですよね、完全な状況判断ミス。

苔でコケた・・・シャレにもならん・・・トホホ。。。

バイク起こすのも偶然通りかかった人に手伝ってもらったし、体力も落ちていると痛感。
エンジンやら、フレームやら、傷入りまくり。
右ステップは折れて、後輪ブレーキ使いものにならず。
マフラーに足乗っけて帰ってきました。

【伯耆】城めぐり、若桜鬼ヶ城(鳥取県)に行ったときの道中戸倉峠でも、若桜鬼ヶ城(鳥取県)の本丸及び天守台近くギリギリまで登って行ったときでも、帰り道下って行ったときでも、ただツイてただけでコケてても不思議なかったなと思いだされました。

ごめんよ、Z900RS
この経験活かして、二度とコカさんからな!