日本100名城・続日本100名城の完全制覇を基本に、バイク日本一周の旅を考えるようになったのが2019年の夏。

2020年6月から本格行動する予定に先立って、ブログ更新練習、2019年夏からの撮りためた記録を残していきます。

22、62和歌山城(和歌山県)

出発

2019年11月29日(金)、寒さ対策としてご近所の平城、和歌山城岸和田城に行ってきました。
麓から歩きで登るのはOKですが、バイクで山登るのはもう危ないですからね。

徳川御三家

豊臣秀長が築城した和歌山城
豊臣の城から始まって、関ヶ原合戦以降の浅野家時代は徳川寄り、そして最後は押しも押されぬ徳川御三家の城。

東南の入り口、岡口門から入城するとすぐに櫓台の立派な石垣が迎えてくれます。
うーん大きい、クライミングやってるので登りたくなりますね。笑

岡口門、岡中門跡前の櫓台
富士山みたい
均等感が素晴らしい

和歌山城が立つのは虎伏山。
虎がうつぶせになっているような山ってことでしょうけど、言い換えると瓢箪みたいな形の山で、表坂を上った松の丸跡が瓢箪のくびれの部分かな。

表坂

本丸御殿跡が虎の頭、連立式天守が虎のお尻かな。
正解なら虎の頭位置からお尻を撮影しました。笑

本丸御殿跡から連立式天守を望む

連立式天守は最大防御の仕組み。
戦前は国宝天守だったが空襲で焼失、残念。

連立式天守
入城門
入城門
白い石でハートの飾りつけ
最近の城やなあ

この景色を見ると、やはり西国大名、海上防備、海運に目を光らす要衝の地なんでしょうね。

天守から紀ノ川河口、紀州灘を望む
淡路島、四国が望める
天守から南紀を望む
ジオラマ
岡口門後方からの景観

御橋廊下

和歌山城って言えばここかなっていう有名ビュースポット。
二の丸と西の丸を殿様が行き来していたらしいですよ。
ちなみに高い方が二の丸跡、低い方が西の丸跡。

このビューポイント、道路沿いなので歩きで来ないと駐車できないですが、三脚立てたカメラ仲間っぽいオジサンたちが3名ほど陣取っておられました。
ちょっとお邪魔して携帯でパチリ。笑

御橋廊下

徳川御三家の城としてはすごいコンパクト。
でも詰まってる感じがします。
景観を見ていると、この城は海も領土なんでしょうね。
船が活躍する時代の城を見越していたのかもですね。

23、161岸和田城(大阪府)

和歌山からの帰宅途中に岸和田城があります。
何度か立ち寄っていますが、入城するのは初めてでした。

入城門

こじんまりとした天守閣が可愛らしい。

天守閣
庭園八陣の庭から天守閣を見る

景観から和歌山城と同じ、西国大名、海上防備、海運に目を光らす要衝の地なんでしょうね。
瀬戸内海も見えていますしね。

天守から城下町を望む
遠景に淡路島、明石大橋が見える

八陣の庭は三国志の英雄、諸葛孔明の八陣法をイメージして作られた庭だそう。
諸葛亮って聞いただけで、強そう。笑

天守から八陣の庭を見る
西南方面よりの景観

天守閣で同志社大学を作った新島襄の展示が行われていました。
2013年の大河ドラマ八重の桜で、オダギリジョーが好演していましたね。

生き方にとても共感が持てる新島襄の直筆手紙をたくさん読んで、余計に好感が持てるようになりました。

後記

完全防寒でも1時間くらいで辛くなるときもあり、近場の城攻めしかできないなと思いました。
7月の北海道根室は気温10度台位らしいので、これくらいで練習考えておくとなんとかなるなって感じです。